2019年7月4日木曜日

EF 100-400 L II+エクステンションチューブでマクロ動画撮影をテスト

自分は普段、野生のいきものを撮っているが、その中でも主に撮りたい分野が二つに分かれる。一つは鳥や動物を望遠レンズで撮ること。もう一つは、小さな昆虫やクモや生き物をマクロで撮ることである。

前者は遠くにいるものを画面に大きく撮ることを目指していて、後者は小さいものを画面に大きく撮ることを目指しているので、結局自分は画面の中で対象を大きくして眺めたいのである。

鳥や動物のほうはもう600㎜のレンズ一択で迷いは何もない(800㎜欲しいけど買えない、canonは出してない)。
が、マクロのほうは、うーむ、難しい。レンズ選択に迷いまくりである。
なんか自分の中で決定的な一本がないので新しいものが出ると手が届く値段であれば買う、という感じなので、結局マクロレンズが6,7本防湿庫に眠っている。

なぜ眠っているのかというと、どうもどれも鳥や動物を撮る望遠レンズと共存しないのである。でも撮りたいので出かけるときはたいてい一つはマクロレンズを持っていくが、結局マクロ撮影はせずに帰ってくることがほとんどである。

どちらも単にカメラで撮影するだけなんだから両方やれば良いじゃないかと思うのだけど、そうは簡単ではない。望遠とマクロでは、何かこう心構えが全く違うのである。いったん一方のマインドセットになると、なかなか別のほうには切り替えられないのである。そしてまずはどっちを優先かというと望遠のほう優先なので、たいていは望遠のほうでいっぱいいっぱいになって帰宅の途に就くということになるのである。

マクロレンズはその性質上、近~くを見る。そしてマクロレンズで大きく映すには最短撮影距離まで近づかないといけないわけで、ワーキングディスタンスは、100㎜マクロだとレンズ前10㎝という感じである。となるとその距離にカメラを持っていくためには、単にレンズを替えるだけでは十分ではない。三脚、雲台、、、システム全体を全部組みなおさないと無理である。共通しているのはカメラだけ、、なので、望遠からマクロに切り替えるには、セッティングだけで結局小一時間かかるのである。

マインドセットの切り替えが大変なだけでなく、システムの切り替えも大変なので、結局マクロ撮影しないで帰ってくる、ということになるのである。

そこで、せめてシステムの切り替えの手間を減らせれば、もっとマクロ撮影をする元気がでるのではないかと、今回の実験となったわけである。

システム全体を大きく繰り替えなければいけない第一の理由は、ワーキングディスタンスの短さ、である。これがあるのでいつもの三脚は使えない、フォーカスリングでフォーカシングするのは現実的ではないからスライドレール的なものが欲しい、レンズの影が被るから照明は欠かせない、、、となるのである。
もしワーキングディスタンスが長く取れれば、これらは全部解消される。
ワーキングディスタンスを長くとるためにはレンズの焦点距離が長ければいいわけで、そういう理由で、以前、185㎜マクロを購入したのである。メインのマクロレンズとしているEF100Lマクロに比べてだいぶワーキングディスタンスが撮れるし、結構よかったのだけど、でもまだ短い。さらにスタビライザーがついていないのでちょっと撮れる条件が限られる、という感じで、結局防湿庫に眠ることになったのである。

ここで別の話になるが、最近、メインで使うカメラをBMPCC 4Kにした。このカメラはセンサーサイズがマイクロフォーサーズなので、クロップファクターの関係で、フルサイズ換算だと2倍に大きくうつることになる。
そこで今回、ふと、EF 100-400 L IIは結構寄れるレンズだけども、BMPCC 4Kと組み合わせるとどのくらいの大きさに写せるもんだろうかと思い、実際に撮影してみることにしたわけである。さらに、エクステンションチューブをつけて倍率を稼ぐとどう写るのかと思いたち、さっそくテスト撮影してみることにしたのである。

まずスペック的に、EF 100-400 L IIはフルサイズ機で最短撮影距離で撮影すると、0.31倍である。その時の最短撮影距離は0.98mである。400㎜までレンズを伸ばしたとして、レンズ面から対象までの距離のワーキングディスタンスは70㎝といったところだろうか。

私がマクロで撮りたい対象、いちばんはハエトリグモである。そのほか蝶や甲虫やハチ、実はそんなに小さいものでもない。なので、必ずしも1:1マクロが必要でもないのである。BMPCC4K にEF 100-400 L IIをつけて撮った場合、4Kなら35㎜フォーマット換算で0.62倍、センサークロップしてFHDで撮った場合、1.24倍である。1.24倍はだいたいそれで足りるなあという十分な倍率である。

実際に虫とかを取ってみたものがこれ。

Bugs of Forest Roadside 林道わきの虫たち EF100-400 LIIでマクロテスト 信越の高原 6月下旬 いきもの4K ...

梅雨の合間なので天候はあまりマクロ向きとも言えない。
倍率的にはちょっと物足りなさはあるけど、まあ許容範囲。ワーキングディスタンスは十分あるので、望遠レンズシステムセットと同じ三脚、雲台でも特に問題なく撮れる。逆にむしろワーキングディスタンスがありすぎて困る点もあるくらい。
画質は、、やはりEF100Lマクロの絵にはだいぶ劣るかなあ。EF100Lマクロで撮ると普通にレンズを向けるだけで、本当に何でもないものがびっくりするくらい美しく写る(ような気がする)ので撮影しながらときめきがあるが、 EF 100-400 L IIだとそこまでのときめきはない。
写りでEF100Lを選ぶか、お手軽さ優先でEF 100-400 L IIを選ぶか、という感じだ。総合力ではEF 100-400 L IIのほうがどっちかというと上かもしれない。
ということで、BMPCC4K との組み合わせでEF 100-400 L IIが自分にとってのマクロレンズ(的使用)第一位に躍り出た。

さらに、もうちょっと倍率を稼ぎたいのと、ついでにもう少しワーキングディスタンスが短くていい(短いほうがいい)ということでエクステンションチューブを間に挟んでみた。
使用したのは中華の安いもの。安いので2セット買った。一応電気接点付き。
いくつかの組み合わせを試して、62㎜くらいがよさそうかなと、エクステンションチューブを連結して62㎜にして実際に撮ってみたのがこれ。

河原の草むらの虫たち Bugs in the grass EF100 400LII+extention tube62mmでマクロテスト 信越の平...

最短撮影距離まで近づいて撮れる機会がちょっと少なかったけれども。

エクステンションチューブを使うと、最短撮影距離が短くなる代わりに、無限遠は出せなくなって、最長撮影距離はこの場合は3mというところだった。3m以上のものは写せなくなるが、そもそも小さいものを撮ろうというマクロ撮影なのでこのくらいの距離で問題ない(最長撮影距離も短すぎると撮りにくくなるのでこのくらいの距離は許容範囲)。

最短撮影距離はレンズ前50㎝といったところでちょうど扱いやすい。照明を当てようと思えば日中でも十分届くし、虫も逃げない距離が稼げる。倍率は計算上はフルサイズだと0.42倍、BMPCC 4Kとの組み合わせで4Kで撮ると換算0.84倍、さらにセンサークロップしてFHDで撮ると1.68倍となる。
ハエトリグモの大きさを見て、少しまだ倍率が足りない。。けどまあ許容範囲かな。

扱いやすさに関しては、うむ、扱いやすい。三脚、雲台、そのままで問題ない。ただBMPCC 4Kの画面はティルトでもバリアブルでもなく固定なので、マクロ撮影で画面をみるのは無理がある。外部モニターが必須である。でも、スライダーを用意したりいろいろするのに比べると、システムの移行はずっと楽である。通常マクロ撮影するときは最短撮影距離にフォーカスリングを固定してカメラのほうを前後してフォーカスを合わせるが、このシステムだとフォーカスリングを回して合わせることになる。ちょこちょこ予定にない動きで動き回る対象を撮るには、やっぱりこっちのほうがずっと楽である。

ということで、自分的にはEF 100-400 L II+エクステンションチューブがマクロ撮影のレンズ選択第一候補に躍り出た。

あとは実際に出かけたときに撮る気になるかどうか。。
がんばろう。

2019年6月30日日曜日

Raspberry Piの導入過程で使えなくなったSDカードを復活する方法

梅雨で部屋に缶詰の間にRaspberry Piで動体検知→外部カメラで撮影、のシステムを作ろうとしているが、一筋縄ではいかない。

うまくいかない場合にはOSシステム自体の再インストールからしたほうが手っ取り早いことが多いが、一度ラズパイで使用したSDカードはパーティションが切られているしファイルシステムもいろいろだしで、Windows機(Macでも同じかな)で使えなくなる。
ただのフォーマットでは回復できないし。。SDカード自体を物理フォーマットしてくれればいいのだけど、パソコンではできない。

ということでいろいろ探した結果、一眼レフのCanon EOS 5D3に、「物理フォーマット」という項目があったなあと思いだし、カメラを取り出してSDカードを「物理フォーマット」にチェックしてフォーマットしたところ、無事に復活することができた。こちらでできるならとEOS Mも見てみたら物理フォーマットが可能だということがわかった。ということで一眼レフやミラーレスカメラなら同じことができるようだ。Canon以外はわからないが。

ハードディスクメーカーのソフトだともしかしたら物理フォーマット可能かもしれないけど、パソコンのハードディスクとかを間違えて指定してしまったりしたら大変なことになるし、こちらのほうが安全かなと思う。

どこかにもっとスマートな方法があるのだろうけども、もし同じことで困っているという人がいたら参考までに。


肝心の動体検知→カメラ撮影だが、まずはラズパイから外部カメラをコントロールする段階で、gphoto2で普通に撮影するのがなかなか安定しない。5d3では撮影できるけどEosMは認識すらしてくれないとか、何度かやっているうちにOS自体がクラッシュして再起動を繰り返すようになったり。何が原因でクラッシュするのかがわからなくて、何度もOSから入れ直している。

実際の目的は写真撮影ではなくて、私の場合は動画撮影をしたいのだけど、5d3なら動画撮影のコントロールがある程度可能なようだが、EosMだとアプリケーション自体の機能としてできないようだ。置きっぱなしカメラだからできれば高価な5D3ではなくて中古なら1万円以下で手に入るEosMをコントロールしたいのだが。。

道は遠そうだが、梅雨が明けるまでになんとか目途をつけたいと頑張ってみる。

2019年6月29日土曜日

Raspberry piにRPi-Cam-Web-Interfaceをインストールしようとしてはまったが、苦労の末、解決した

梅雨でどこにも撮影に出かけられないので、ふと動体検知カメラを実験しようかと思い立った。
一年ほど前にRaspberry Pi 3B+にRPi-Cam-Web-Interfaceを入れていろいろ実験していたのだが、そのときはどうも検知の設定が難しく使いどころが難しいなあと思って放置していたのだが、この梅雨の間にもう少し研究して使えるようにできないかなと。

もうすぐ日本でもラズパイ4が手に入るようになるだろうから、そうなったら4K動画の表示マシンとしても使いたいし、フィールドでの動画チェック機としても使いたいし、サンバサーバーにしてファイルのバックアップや確認と削除にも使いたいし。
ということでラズパイの使い道が広がりそうなので、どうせならば動体検知で外部カメラで撮影できるようにしておいたら便利かなと。

そこでまずはラズパイ3でシステムを作っておこうと放置されていたRaspberry Piを久々にさわることにしたが、もうだいぶ時間がたっているしどうせなのでシステム全体をクリーンインストールすることにした。

で、1年前のメモを頼りにRPi-Cam-Web-Interfaceを入れようとしたが、インストールで躓いた。なんとか起動するところまではこぎつけたので、もしかしたら同じようなことを試みてはまる人がいるかもしれないので、参考にWebに記録を上げて置く。

基本的には
https://elinux.org/RPi-Cam-Web-Interface
の指示にしたがってインストールするが、スタートまで行かない。

どうやら2つ問題があって、一つはPHPのバージョンが7.0系ではなく、最新のOSでは7.2系になっていること。
もう一つは、ffmpegのごたごたがどうこうなったのかなんだかわからないが、libav-toolsをインストールする必要がなくなった(たぶん、もしかしたら動画エンコードのときとかに必要になるのかもしれない。。)が、install.shを実行するとそれをインストールしようとして、そのエラーでストップしてしまう。

RPi-Cam-Web-Interfaceのメンテナンスがもう終わっているのかな。。

ということで、こんな解決でよいのかどうかわからないが、

1.ラズパイのデスクトップから、ファイルマネージャーでRPi-Cam-Web-Interfaceを開く。

2. install.shをテキストエディターで開く。

3.「7.0」となっているところを検索で探して、すべて「7.2」に変える。

4.「libav-tools」をインストールしないように、「libav-tools」を検索して、削除する。余計な空白が残らないように手当する。

5.上記の二つを編集したらinstall.shを上書き保存する。

以上、後は手順通りで、無事、RPi-Cam-Web-Interfaceが起動できました。

もし同じことではまっている人がいればご参考まで。
ただこれで何か問題が出るのかどうかはまだ使っていかないとわかりませんので、責任は持てません。あしからず。

2019年6月8日土曜日

ブログ再開、BMPCC 4Kを再入手、BRAWは優秀。

半年ほど休憩していたけど、ぼちぼちブログ再開。

投稿を休んでいる間に、映像で撮れなくて文章で表現したいこともやっぱりあるなあというものが出てきて、やっぱり文章をアップできる場があることは重要だなと。

ということで、以前とはまたスタイルが変わってしまうかもしれないが、youtubeにアップした動画の説明だけにこだわらずに、気楽に投稿していこうかと思う。

まず再開一つ目の記事は、BMPCC 4Kがようやく再入手できたという話。

野生のいきものをBlackmagicDesignのカメラで撮ってるが、発売されてすぐにBlackmagicDesign Pocket Cinema Camera 4K (BMPCC 4K)を入手して愛用していたが、使用2か月くらいで、2019年2月に落下破壊してしまった。
600㎜の望遠レンズを付けているので、全体で5㎏くらいの重さになっているのだが、それを三脚の上からアスファルトの道路に落としてしまった。打ち所が悪かったというべきか、いや良かったというべきか、バッテリグリップの角からゴッチンと落ちて、ボディーが割れ、電源が入らない、何をしても動かない、ということでお釈迦になった。
まあこれはカメラの強度の問題というよりも、どんなカメラもこの負荷では無事では済まないというような衝撃だったので、全壊は全くしょうがない。
運が良かったのは、レンズからではなく、カメラから落ちたこと。600mmレンズのほうを破壊していたら、、完全に立ち直れなかっただろう。

ということで、壊してすぐにBMPCC 4Kを再発注した。これが、2019年2月上旬。

まあ1か月くらいでは入荷して手に入るかな~。そうだ、中古価格も見てみよう。む?中古で定価の2倍の値がついているぞ??となっていたが、まあしばらくは不調のURSA mini 4.6Kをだましだまし使って我慢するか。となっていた。

なかなか入荷の連絡がこないなあと、待つこと3か月、ようやく5月末に入荷の連絡が来て、めでたく再入手できた。

3か月待ちか、、BMPCC 4K、人気なのか、生産が限定的なのか。。
いまだにフィールドでこのカメラを使っている人を見たことがないが。。

前にブログで、これは普通の人には使い勝手が悪すぎるから、勢いで手に入れた人がすぐに手放して中古価格が安くなるだろう、、と書いたが、まったく予想が外れた。
あまりにも気に入っているので、もう一台欲しいが、中古価格が差が下がるのはいつのことやら。価格が下がる前に、スペック的に優れたカメラが出てしまうような気がしてきた。

壊れる前にはまだpocketにはBRAWが対応していなかったから使えなかったが、再入手してさっそくBRAWを使ってみた。

Windows対応の公式プレイヤー、コーデックがまだないという問題はあるが、DaVinci Resolveでは問題なく使えるので、まあ問題なし。個人でビューワーを作成してくれる人がいて、
https://www.youtube.com/watch?v=YfJnSErTaqQ
もんだいなくファイルのチェックもできる。本当に再生のみ、処理が重い、でもファイルの中身のチェックには超便利。
BlackmagicDesignのカメラはカメラ内でファイルを削除することができないし、Davinci Resolveでもファイルを削除するのは手順が多すぎて、さくさく削除できない。
なので、このビューワーは本当にありがたい。というか、はやく公式のビューワー、コーデックを出してほしい。

BRAWの性能だが、厳密なテストはしていない(できない)が、Proresと比べて同じカメラなのに色味がだいぶ変わるような気がする。まあこれは好みの問題ですぐになれるだろう。12bitで撮れるのでグレーディングの幅は大きいはずだし、むしろメリットがあるはず。画質とファイルサイズのバランスもProresより優秀だ。今までより同じファイルサイズで長時間撮れる。
あとは、圧縮率(RAWなのに、、なぜ圧縮??)をどこに設定するか、いろいろ試行錯誤してみたい。

壊れる前の使用が冬だったので気づかなかったが、初夏の季節にBMPCC 4Kを使ってみてわかったのが、BMPCC 4Kは絵が少し緑がかること。
なので森の中など緑の多いところで撮るとさらに暗めの重い緑がかぶったような色味になる。これは編集段階で修正できるとは思うが、今のところ特に修正していない。そのうち気になって修正が必要だなと思うようになるかもしれない。

ではまた。

2019年3月15日金曜日

投稿が滞ている、、のでいったん休憩

すっかり投稿が滞って、もしこのブログを登録している方がいたらごめんなさい。

どうも、youtubeに投稿して、それをまたこちらにリンク投稿して、という二重作業が面倒で、ついつい滞ってしまう。
無理に続けるよりも、文字情報は別の形でということで、いったんこのブログは休憩にしようと思います。

youtubeへの投稿は引き続きじゃかじゃかしているので、もしよろしければyoutubeチャンネルのほうをご覧ください。
空屋根FILMS
https://www.youtube.com/c/sorayanefilms

ツイッター



8時間前


Instagram
空屋根FILMS @sorayaneFILMS
https://www.instagram.com/sorayanefilms/

Tumblr
空屋根FILMS
https://sorayanefilms.tumblr.com/

など試してみて、youtubeとどれか一番連携しやすいものを残していこうと思う。

2018年11月28日水曜日

11月下旬、天気のいい関東平野へ遠征

11月後半、どうも信越は良い天気が続かないので、こちらで腐っていてもしょうがないと、晴れマークが続いている関東まで遠出した。





チュウヒ たぶんいわゆる大陸型 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#736







逃げるミサゴ、追うカラス 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#734




コチョウゲンボウ その1 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#737





コチョウゲンボウ その2オス 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#738



コチョウゲンボウ その3塒入り 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#739





電柱で羽を乾かすオオタカ 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#740



モズ 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#741





スズメ 影絵遊び 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#742

2018年11月18日日曜日

11月中旬、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kがやってきた

4月に予約して10月の発売を過ぎて、今か今かと待ったBMPCC 4K。11月中旬にようやく入荷、手元に届いた。



マニュアルもほとんど読まず、そのままフィールドへ。普段使っているURSA mini 4.6K EFと操作はほとんど変わらないので特に迷うことはなかった。



大きさは全然違うので、セッティングに苦労するが、まあそのあたりは時間をかけて少しずつ煮詰めていきたい。




猛禽たち BMPCC4K初撮りtest 信越の峠と湖沼 11月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#729


カモたち 信越の湖沼 BMPCC4K初撮りtest 11月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#732



たぶん冬羽のオオジュリン 信越の湖沼 BMPCC4K初撮りtest 11月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#731


鳥のバン 関東の農耕地 BMPCC4K初撮りtest 11月下旬 野鳥4K 空屋根FILMS#735


写りそのものについては、いかにもBlackmagic Designの写りで満足。URSA miniに比べると少し解像感が低い気がするが、これはセンサーサイズのためか。。ローパスフィルターのないカメラとあるカメラの写りの違いに似ているような気がするが、どうなんだろう。ジャスピンにできたのが少ないし、まあまだ使い始めなので、解像感については今後の課題。

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追記:解像感に関して、普段FHDばっかりで撮っていて4Kで撮ることがなかったが、試しに4Kで撮ってみると、FHDで感じた緩さが減ってシャープに写ったような気がする。いずれにしても今後の課題として継続中。

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URSA miniに比べて少しピントの山がつかみにくい気がするが、これもセンサーの大きさからくる被写界深度の問題か、設定を詰めていないためか、その辺はわからなかったのでこれも今後の課題。


夕刻の湖沼 BMPCC4K High ISO test 11月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#730

個人的には一番期待していた暗所耐性の向上がどの程度なのか、夕方から夜にかけてISOをだんだん上げていきながら撮影してみた。編集して初めて気づいたが、ファイルのメタデータにISO感度が記録されていない。DaVinci Resolveで見ても、どこにもISO情報がないような。今までISOは固定だったので気にしていなかったが、なにか確認方法があるのだろうか。。Dual ISOだと撮影時のISO情報は大切になる気がするので、どこかで確認できるのだろうと思うけど、わからなかった。今後の課題。

うろ覚えのISOの記憶に頼ってしまうことになるが、私的にはISO3200(白鳥がこちらに向かって飛んでくる場面)まではまったくノイズが気にならない。ISO6400(マガンが池に降りてそのあと鳥たちがシルエットだけになる場面)だとノイズが気になるが、URSA miniのISO1600ほどではない。それ以上だと、さすがにノイズに耐えられない。ということで、私としてはとりあえずISO6400までを使える基準にしようと思った。

その基準だとURSA miniより、2段分から3段分は暗くなるまで撮れるので、夕方の撮影時間が10分から15分くらい伸びるかなと思う。夕方のコウモリがURSA miniよりましに撮れそうな気がするので、また再度コウモリを撮ろうかなと思う。



私の使い方で一番困った部分は、LANC端子が廃止されていることか。LANCがないから撮影するためにカメラのグリップから手を離せない。録画ボタンを押すために三脚のパン棒からいったん手を放してグリップの録画ボタンを押して、パン棒を持ち直して被写体を追うことになる。このためにイヌワシの一番いいところを撮り逃がしてしまった。

ブルートゥース接続のiPadでリモートコントロールはできるそうだけど、それでは私の使い方では解決にならず、、この問題は解決できそうにないのが痛い。そのうち、BMD社かサードパーティーからブルートゥース接続の物理ボタンのリモコンが出るだろうか。それに期待するが、時間がかかりそうだ。

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追記:
リモートなしでは何ともならないので、原始的な解決法だが、前面についている録画ボタンにエアーレリーズをボンドで無理やりくっつけることで何とかすることにした。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00CXNOWAG
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B017QPES2M
私的には断然使いやすくなった。
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モニターは十分に大きく使いやすいが、ピントの山がつかみにくいのはモニターのせいなのかどうか、、その辺でURSA miniのモニターより少し劣るような気がするが気のせいか。チルトがないのは織り込み済みだけど、やっぱりあったほうが使い勝手がいいなあ。あと形状的にサンシェードがつけにくいのも×。ボンドでサンシェードの取り付け枠をくっつけるかなあ。



こちらも織り込み済みだが、電池の持ちはすこぶる悪い。Canon使いだったのでLP-E6は大量に持っているが、しかし安い中華LP-E6バッテリーの半分くらいは形状が合わずに挿入できない、挿入できるものも最初から残量5%表示となってほぼ使用できない。いずれもCanon 5D IIIでは問題なく使用できていたものだけども。ということで、Canon純正のLP-E6バッテリーのみ受け付けて、それで30分くらい。

笑ってしまうくらいバッテリーが持たないので、この一点だけでも一般ユーザーはすぐに下取りにだすだろうなと。



アダプターから給電するにしても、カメラ側のDC電源の端子が、、あまり見ないminiXLR 2 ピン、、自作しようにもそんな端子がなかなか売っていない。屋外で使うにはAC電源を持ち歩けということか。



朗報としては、LP-E6のダミーバッテリーは挿入できたので、とりあえずこれにVマウントバッテリーからD-tap出力で12Vを引っ張って使うことができた。普段URSA miniに使っている190 Wh (13000 mAh)のバッテリーで5時間電源入れっぱなしでも持ったので、1日中撮影しても2本あれば持つだろう。URSAminiだと4本か5本は必要なので、2倍強持つ。



シャッタースピードが角度表示ではなくスピード表示もできるようになった(URSA mini PROから?)おかげで、HFRに切り替えたときに明るさが変わるという不都合がなくなった。さらにHFR専用の物理ボタンがあるので、HFRと通常の撮影との切り替えがスムーズになったのはうれしい。



カメラ内でのファイルデリートができるようにそろそろしてくれるかなと思ったが、相変わらず、再生のみでデリートはできない。ここも一般ユーザー離れを招きそうだ。



CFASTカード、SDカード、外付けSSD、いずれも使える。ただSDカードは私の持っている一番早いSanDisk Extream PROでは、ほとんどのフォーマットでドロップフレームが発生してしまう。RAWだと3秒、HFR 120fps FHD ProRes HQで3分、というところ。

外付けSSDは、安いTypeCケースで問題なく使えた。SanDisk SSD Extreme PROではどのフォーマットでも問題なく使用できた。うれしいことに、安いSSDでもHFR 120fps FHD ProRes HQではドロップフレームが発生せず録画できた。私自身は現状、HFR 120fps FHD ProRes HQで撮るのがほとんどなのでこれは結構うれしい。
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追記:
その後、安いSSDだとはじめは問題ないのだが、カード容量の半分を超えたあたりから、HFR 120fps FHD ProRes HQでドロップフレームが発生しだすことが分かった。ドロップフレームが発生するまでの時間はまちまちで、1分でストップすることもあれば、4分くらいでストップすることもある。SanDisk SSD Extreme PROだと問題なくカード容量の最後まで使い切ることができる。
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タッチAFをオフにできないことは、私的にはちょっと使いにくい。設定を変えようとして画面に触れると意図せずにタッチAFになってフォーカスを一からやり直しになることが結構生じる。どうせ中途半端なAFで使う人はほとんどいないんだろうから、設定でオフにできるようにならないものか。
AF自体をオフにできればいいのだけど、それができないために、時間がたつとフォーカスが一度リセットされて勝手に動いていることがあるようだ。これはもしかしたらレンズアダプターの問題で、接続が不安定で一度切れて再接続したときに生じているのかもしれない。置きピンで合わせて置いたつもりが、いざというときにピントが移動していてしかも前か後かがわからないためにとっさに合わせられず、いったん無限遠まで回してから合わせるということになって、10秒くらいロスが発生することがある。10秒たったらもう野鳥はいなくなっています。ということで2度ほどシャッターチャンス(録画チャンス?)を逃してしまった。

以上、まずは2日間使ってみた結論としては、LANCがないこと、AFをオフにできないことを除けば、私としては理想的なサブカメラだ。でもたぶん一般的なユーザーからすれば、電池の持ちの悪さと巨大なファイルの扱いにくさから「なんだこのカメラ、使えねえな」的な評価になるだろうなと。一眼レフで写真を撮っていた人がビデオをはじめる、ミラーレスでビデオを撮っていた人がステップアップする、、いずれのケースでも買って大後悔すること必至かと。カメラ本体はお買い得価格だけど、きちんと使えるようにするために追加で必要な投資はその2倍3倍とかになる。今回は話題になってすごい数が出ているようなので、数か月のうちに中古で大量に出回るだろうなと思う、、、そうなったら私は中古でもう一台(数台?)追加購入しようと思う。