2017年6月28日水曜日

信越の山、6月下旬に出会った野鳥たち

梅雨で週末の天気予報が悪いにもかかわらず、コノハズク目当てで、信越の山に遠出した。



結局、コノハズクは鳴き声を聞くには聞いたが姿を見る可能性すら感じることはなかった。




空屋根FILMS#284 野鳥4K アカショウビン 信越の山 6月下旬



アカショウビンの声もたくさん聴いたが、なかなか姿を見ることはできず、かろうじて見れたのは飛び去って行く後姿くらいだった。もうアカショウビンもあきらめて帰るか、、という最後に、ようやく沢の対岸の斜面の上のほうのブナの木の高い枝にとまっているのを見つけた。アカショウビンの声も同じような方向からしているので、てっきりこの撮影しているアカショウビンが鳴いているものとばかり思っていた。帰ってから編集してみて初めて鳴いていたのは別の個体だと気が付いた。すぐ近くにオスがいたのだろうに、現場ではわからなかった。



空屋根FILMS#285 野鳥4K オオルリ 雛とその家族 信越の山 6月下旬

沢沿いだったので、オオルリはたくさん見かけた。森の中を覗き込んでいると、オオルリのオスの姿が見えた。カメラを向けるとすぐそばに巣立ち雛らしい姿が。さらに眺めているとメスの姿も見えた。



空屋根FILMS#288 野鳥4K オオアカゲラ 信越の山 6月下旬

キツツキたちの声がしていたのだけど、なかなか姿を見ることはできなかった。もう葉が茂っていて、野鳥の姿を見つけることが難しい季節になった。
ようやく枯れ木にとまっている姿を見つけてみると、オオアカゲラだった。記念に撮影しておいた。

これ以外に、見かけた鳥は、ホオジロ、カラ類、声を聴いた鳥はキビタキ、サシバ(たぶん)といったところで、予想に反して鳥が少なかったような。天気が悪くて探鳥できる時間が短かったので、天気のせいだと信じたい。

6月下旬、信越の平野で見た野鳥

6月下旬の週末は、信越の山のほうへ鳥を探しに行ったが、天気も悪く、特に成果なしだった。→空屋根blog: 信越の山、6月下旬に出会った野鳥たち

帰路に都心の渋滞を避けるために時間をつぶそうと、別の探鳥地に寄り道をした。こちらは関東でも見る普段の鳥たちだけしか見ることができなかったが、この季節を感じさせる場面に出会えたのでまだましだったかなと思う。




空屋根FILMS#282 野鳥4K チョウゲンボウ 狩りスローモーション ホバリングからネズミを捕獲 6月下旬


見晴らしのいい草地でヒバリの雛を見つけて撮っていると、そのすぐ向こうでチョウゲンボウがホバリングを始めた。まさか、、と思って見守っていたが、どうやら獲物はネズミだったようだ。チョウゲンボウも子育てだろうからしょうがないとはいえ、雛を襲うところではなくてよかったとホッとした。



空屋根FILMS#286 野鳥4K ヒバリ 子育て 6月下旬

こちらはヒバリの雛。元気に親鳥の後をつけまわしてぴょんぴょうと跳ね回っていた。いることがわかってみると何とか見つかるが、しかし草地でじっとしているとなかなかどうして見失ってしまう。隠れるのがうますぎて、みていると親鳥も雛がどこにいるのかわからなくなって餌をもって右往左往しているときがあったように見えた。
はじめ雛の存在に気づかず「なんだヒバリか」と通り過ぎようとしたが、親鳥がやたら警戒(威嚇?)してくるので「ん?なにかおかしいな」とピンときて、注意して探したら案の定、雛がいた。親が警戒しすぎるのも考え物である。散歩道のすぐ脇だったが、散歩で通り過ぎる人たちは、私が撮影していても、雛がいるというのには気づかなかったようだ。もしかしたら単に鳥などに関心がないのかもしれないが。
雛はあまり撮影しているこちらを気にしていない様子だったが、親鳥は怪しいおじさんから雛を守るべく、餌をえさにして雛を遠い草むらのほうへと誘導していった。


空屋根FILMS#287 野鳥4K ハシボソガラス 雛と親 6月下旬

こちらは根っからの憎まれ役(?)のカラスだが、さすがに雛の姿はどの鳥も憎めない。他の雛たちに比べると大きすぎて迫力がありすぎるが、食べ物をねだる姿はやはり雛だなあと感じられる。




空屋根FILMS#289 野鳥4K ヒバリ 飛翔スローモーション 6月下旬

ヒバリがやけに近くを飛んぶなあと思っていたが、雛を守るために威嚇されてたのだなと反省。逆にヒバリがいつもと違う行動をとってくれるおかげで、雛の存在に気が付いた。とはいえ、次はもう少し早く雛のそばを離れるようにしようと反省した。

空屋根FILMS#283 動物4K カモシカ 信越の林道 6月下旬

探鳥に行って出会った動物シリーズ。



信越の山の林道で鳥を探していて歩いていて、コーナーを曲がるとカモシカがいた。







カモシカは特に慌てるでもなく、こちらをちらっと見て、茂みの中に入り崖のほうへ下って行った。


6月中旬の富士山麓の水たまりで見た鳥、その2

教えてもらった水たまり、その2.

その1はこちら→空屋根blog: 6月中旬の富士山麓の水たまりで見た鳥、その1



空屋根FILMS#273 野鳥4K ホオジロ ラブラブな二人 富士山麓 6月中旬

このホオジロのカップルはずっとべったりくっついて行動していた。はじめメスのほうがホオアカかと思ったので、これは今はやりの不倫で温泉旅行かと思ったが、よく見たらホオジロのメスだったので、ただの燃え上っている時期のまっとうなカップルだった。



空屋根FILMS#272 野鳥4K ホオアカ 水たまりで水浴び 富士山麓 6月中旬


こちらがホオアカ。胸とお腹の境目のあたりに黒い横筋があるのがホオアカだと覚えておこう。


空屋根FILMS#270 野鳥4K ノビタキ オスが水たまりで水浴び 富士山麓 6月中旬



空屋根FILMS#271 野鳥4K ノビタキ メスも水たまりで水浴び 富士山麓 6月中旬

ノビタキのオスとメスは別々に水浴びに来ていた。行動を見ているとオスは慎重で、メスのほうが大胆な性格をしているようだ。


空屋根FILMS#281 野鳥4K キビタキ 水たまりで水浴び 富士山麓 6月中旬


空屋根FILMS#290 野鳥4K キビタキ メス?幼鳥? 水たまりで水浴び 富士山麓 6月中旬

なんとなく行動が幼いような気がするし、模様にまだらがあるような気がするので、キビタキの幼鳥ではないかと思うけれども、どうだろうか。キビタキのメスかもしれない。コサメビタキの線はないと思うが、それも自信があるわけでもない。

雨が降り出したので1時間少ししか水たまりの前にいることはできなかったが、それでもひっきりなしに野鳥がやってきたので相当の数を見ることができた。撮影者にとっても、鳥にとってもありがたい貴重な水たまりだ。

6月中旬の大洞の水場と富士山麓の水たまりで、GH5のVFRの180fpsを試す

せっかくGH5を手にしたので、バリアブルフレームレートの180fpsで野鳥の水浴びを撮ってみた。



空屋根FILMS#275 スマホ野鳥 ヤマガラ 水浴びスローモーション 6月中旬


大洞の水場のヤマガラ。ヤマガラはやってくる日とこない日の波があるような気がする。見かける日はたくさん見かけるが、たまに一度も見なかったなという日もあったりする。


空屋根FILMS#278 スマホ野鳥 センダイムシクイ 水浴びスローモーション 6月中旬

いつもさくっと短いセンダイムシクイの水浴びも、1/6倍スローにすると長く見ることができる。



空屋根FILMS#276 スマホ野鳥 クロツグミ 水浴びスローモーション 6月中旬

この日はクロツグミのあたりの日で、2組のつがいが水浴びに訪れた。これまで日が落ちて薄暗くなってからしか現れなかったのが、明るいうちから水浴びをしてくれたおかげで180fpsで撮ることができた。180fpsだとシャッタスピードの下限は1/200になるので暗いところでは撮ることができないから、ありがたいことだ。


空屋根FILMS#279 スマホ野鳥 キビタキ 水浴びスローモーション 6月中旬

まだ青年というべきか、頭と背中が灰色のキビタキが何度か水浴びに来ていた。なかなかの長風呂で1/6倍スローにするとすごく長くなってしまうので、途中をだいぶ削った。


空屋根FILMS#277 スマホ野鳥 コゲラ 水浴びスローモーション 6月中旬

コゲラも水浴びに来たが、まだ若くて経験が少ないのか、どうも水浴びがうまくないように感じた。体の大きさに合わせてもっと深い水たまりに入ればいいのにと思うが、狭くて浅いところで無理やり水を浴びようとしている。



空屋根FILMS#274 スマホ野鳥 エナガ 水浴びスローモーション 6月中旬


こちらは富士山麓の水たまり。エナガは家族でやってきたようで、目の周りが黄色い幼鳥も混じっていた。みなびしょびしょになるまで水浴びをしていた。人間の基準からするとかえって汚れてしまったようにも見えるが、彼らからするとしっかり虫を落とすいい水浴びだったに違いない。

あとの二つの動画は識別に今一つ自信が持てないキビタキのメスとコサメビタキ。


空屋根FILMS#292 スマホ野鳥 たぶんキビタキ メスの水浴びスローモーション 6月中旬


空屋根FILMS#293 スマホ野鳥 たぶんコサメビタキ 水浴びスローモーション 6月中旬

撮ったときにはもっとどちらか区別がつかないものがたくさん撮れたけども、なんとなくはっきりしてそうな場面だけを集めた。が、それでも間違っているような気もする。わからない。

6月中旬の渡良瀬遊水地 オオセッカ、オオヨシキリ、セッカ、コヨシキリなど

前回、渡良瀬遊水地に行ったときに撮れなかったオオセッカのさえずり飛翔を撮るぞと意気込んで渡良瀬遊水地に行ってきた。自分としては見た目だけでは区別しにくい、セッカ、コヨシキリもたくさん撮って識別に自信が持てるようになろうと思ったが、なかなか難しい。鳴いていてくれるとわかりやすいのだが、鳴かずにいるとわからない。ということで、だいぶほかに混ざっているシーンがあるかもしれない。


空屋根FILMS#265 野鳥4K オオセッカ さえずり飛翔 渡良瀬遊水地 6月中旬

オオセッカはそうそういない野鳥だと思うけれども、遊水地の一角に限って言えばたくさんいるので、葦原の鳥は遊水地でしか見ていない自分にとっては、オオセッカが全国的には希少というのがどうもピンとこない。


空屋根FILMS#266 野鳥4K オオヨシキリ 忙しく飛び回る 渡良瀬遊水地 6月中旬

オオヨシキリは、他の3種に比べるとだいぶ大きい。また飛ぶ軌跡がまっすぐなので、飛んでいる姿を見ると、ああオオヨシキリだなとわかる。といってもヒバリもちょうど同じくらいの大きさなので、もしかしたらたまにヒバリが混じってしまっているかもしれない。


空屋根FILMS#267 野鳥4K セッカ 長く飛び回る 渡良瀬遊水地 6月中旬


空屋根FILMS#268 野鳥4K コヨシキリ 渡良瀬遊水地 6月中旬

セッカとコヨシキリは、自分としてはどうも見分けがつかない。鳴きながらとまっていたり、飛んでいたらすぐわかるが、ただとまっていると、羽の模様がとか口の中の色がといわれてもはっきり見えるわけじゃないからどうも難しい。あえて言えば、なんとなく丸っこいのがセッカでコヨシキリはいつもすっきりした姿をしているというくらいか。
コヨシキリも両足で別の枝や草をつかむセッカどまりをするので、ますます自信がなくなってしまう。

2017年6月21日水曜日

トラフズクの巣立ち雛(幼鳥?) 6月中旬

とりあえずまずは見ておくために有名地の雛を見ておくシリーズで、有名地にトラフズクの雛を見に行った。




空屋根FILMS#258 野鳥4K トラフズク 雛たちが葉の繁った陰で夜を待っている 6月中旬



さすがに有名地だけあってカメラマンがたくさんいた。昨日までいたところとは別の少し離れた木に移ったみたいで、先にカメラマンがいなければ見つけられなかっただろう。



詳しい人によると3羽のひながこの日の3週間ほど前に巣立ったらしいが、ずっとこれまで巣のある木にいたようなので、もうかなりの距離を飛べるようになったということだ。みんなに見つからないところへ移動してしまうのも時間の問題だろう。ぎりぎり間に合ったようだ。



その1.は夕方の雛たちの様子。朝方よりもさらに木の葉影が濃いところに入り込んでほとんど見えないところにいた。夕方の行動を観察していると、このままずっと見えないところに入り込んで動かず、日が暮れてあたりがすっかり暗くなってから、親を呼ぶように鳴き始めた。それから近くの木まで飛んで行ったようだ。そのあとは暗闇で何も見えなかったため、退散した。



空屋根FILMS#259 野鳥4K トラフズク 雛その2 首の体操2 6月中旬

時間が前後するが、以降は朝方に撮ったもの。
ミミズク類は顔を回転させる場面をよく見える。フクロウは水平回転が多いような気がするが、こちらはスクリュー回転である。単に筋を伸ばしているだけなのか、このように回すことによって遠近感がつかめるのか。。どんな意味のある行動なのだろう。



空屋根FILMS#260 野鳥4K トラフズク 雛その3 目がきりっとりりしい 6月中旬

眠そうにしているが、時々かっと目を見開くときがある。首の運動をしたり顔を回転させていると滑稽な感じだが、動かさずにこちらをじっと見ているときりっとしてなかなか凛々しく、雛とは思えない威厳がある。



空屋根FILMS#261 野鳥4K トラフズク 雛その4 羽繕いとトトロ風 6月中旬



空屋根FILMS#262 野鳥4K トラフズク 雛その5 まぶしい 6月中旬



空屋根FILMS#263 野鳥4K トラフズク 雛その6 そわそわ落ち着かない 6月中旬



空屋根FILMS#264 野鳥4K トラフズク 雛その7 羽繕い 6月中旬

午前中は1時間程度の滞在だったが、見ていて飽きない、動かなくてもたまに動くだけでも飽きがこない、と思ってずっとカメラを回しっぱなしに近かったので、動画がたくさんになってしまった。代り映えしないがその7まで作ってしまった。

親の姿が見れなかったのが心残りだ。次は家族がそろっているところを撮りたいものだ。


空屋根FILMS#257 スマホ野鳥 アオバト 照ヶ崎海岸 6月中旬

前から気になっていた照ヶ崎海岸のアオバト。近くに用事があったので、雨が降っているのをものともせず、とりあえず下見としてどんな場所かだけでも確認するかと、行ってみた。







双眼鏡で見ていると数は少ないがアオバトが来ていたので、車に戻ってこういう時のためのいつでも持ち歩けるパナライカ100-400を付けたGH5を取り出し、とりあえずスローモーションにするかと180fpsで撮ってみた。



アオバト自体は、この時期は、雨でもやってきているようだ。ただ天気が悪いとアオバトの鮮やかな色はでない。やはり天気のいい日に来てみるしかないようだ。





手持ちで撮影するとどうしても左下がりになってしまう癖がある。右手でカメラを支えてるからだけども、左手はどうしてもマニュアルフォーカスの操作にかかりっきりで軽くしか支えることができない。がっつり支えるとフォーカスをいじれないし。

ということで、手持ち撮影時の課題だ。




2017年6月20日火曜日

6月中旬の富士山麓の水たまりで見た鳥、その1

大洞の水場で一緒だった方に、教えてもらった水たまりに早速行ってみた。天気が微妙だったためもあって他にカメラマンはおらず、水たまりを独占できた。しばらくして雨が降り出して終了となったが、それまでにひっきりなしに鳥たちが水浴びにやってきた。



イタチもやってきたが、それはまた別エントリーとした。

空屋根blog: 空屋根FILMS#247 スマホ自然観察 イタチ 水たまりに水を飲みに来た 富士山麓 6月中旬


ウグイスの雛もやってきたが、それは雛カテゴリーとして別エントリーとした。

空屋根blog: 富士山麓の 6月中旬 巣立ち雛たち





空屋根FILMS#252 野鳥4K ビンズイ 水たまりで水浴び 富士山麓 6月中旬



まったくの伏兵、ビンズイがまず最初にやってきた。






空屋根FILMS#253 野鳥4K ノジコ 水たまりで水浴び 富士山麓 6月中旬



ノジコもいるよというのは大洞の水場であったカメラマンに聞いていたし、ガイドブックにも書いてあったが、なんとなく「ノジコは新潟」というイメージで、会うつもりはなかったが、普通に水浴びにやってきていた。



空屋根FILMS#256 野鳥4K イカル 水たまりで水飲んで水浴び 富士山麓 6月中旬

イカルは大洞の水場でも鳴き声はよく聞くが水浴びしているところは見たことがなかったが、こちらでは結構たくさんやってきた。

水浴びするにもなかなか慎重で、足だけつけてはやめたりを繰り返していて、ようやく水浴びをしていた。相当慎重な性格をしているようだ。

残りはこちら→空屋根blog: 6月中旬の富士山麓の水たまりで見た鳥、その2

富士山麓の 6月中旬 巣立ち雛たち

富士山麓、山中湖周辺も6月中旬ともなると巣立ちの季節のようである。まだまだ雛を連れている野鳥は少ないが、早い組はすでに巣立ちを迎えたようだ。




空屋根FILMS#250 野鳥4K ウグイス 雛が水たまりで水浴び 富士山麓 6月中旬

山麓の水たまりで、ウグイスの雛が水浴びしていた。近くでずっとウグイスの成鳥が鳴いていたので、きっとそれが親で、様子を見守っているのかなと思う。



空屋根FILMS#251 スマホ野鳥 シジュウカラ 幼鳥の水浴び 大洞の水場 6月中旬

シジュウカラは家族連れで大洞の水場を訪れていた。






空屋根FILMS#249 野鳥4K コムクドリ 雛が巣穴から顔をだしていた 富士山麓 6月中旬

ずっと気になっていた、ムクドリの巣の様子をチェックに行ったら、雛が顔を出していた。







実際は前に観察していた巣ではなく別の巣だが、ちょうど道路わきで車の中から車をブラインドにして見える場所で顔を出していたので、そちらを観察した。

もうそろそろ巣立ちするのではないかというくらい、雛たちは巣穴から体を乗り出していた。






6月中旬の大洞の水場で見た鳥

1年間定期的に通うつもりの大洞の水場に行ってきた。





空屋根FILMS#248 野鳥4K ゴジュウカラ 水浴び 大洞の水場 6月中旬


ゴジュウカラにここで出会ったのは初めてだった。痛恨のミスで、カメラの設定を間違って画質が・・。直前までGH5のバリアブルフレームレート180fpsを使ってスローで撮っていたもので、シャッタースピードが1/200になってそのままの設定で撮ってしまい、おかげで暗くなってしまった。

いろいろな撮影ができるのはいいのだけど、そのための設定に行きつくのが結構大変で、いろいろなメニューをたどって設定を変えなければいけないもので、必ずどれかの設定を戻すのを忘れてしまう。一発、一発でサクッと設定のセットを入れ替えられないものか。どうせ自分が使う設定のセットは2つか3つしかないのだから。




空屋根FILMS#269 スマホ野鳥 センダイムシクイ 水浴び 大洞の水場 6月中旬

いつものセンダイムシクイだが、この日はセンダイムシクイはたくさん水浴びに来ていたように思う。


空屋根FILMS#280 野鳥4K キビタキ 水浴び 大洞の水場 6月中旬

キビタキが多いのは前回の通りで、キビタキはたくさん来ていた。前に来た時よりもケンカは落ち着いていて、たくさん来たがあまりケンカはなかったように思う。みなさっときて他のキビタキがいても淡々と水浴びを済ませて帰っていった。

これ以外は、GH5の180fpsで撮ったので、水浴びのスローモーションとして別にした。→空屋根blog: 6月中旬の大洞の水場と富士山麓の水たまりで、GH5のVFRの180fpsを試す


空屋根FILMS#247 スマホ自然観察 イタチ 水たまりに水を飲みに来た 富士山麓 6月中旬

野鳥を撮っていて動物に出会って動画にできるのは結構久しぶりのように思う。

水たまりに来る野鳥たちを撮っていると、イタチが水飲みにやってきた。







なんだか毛並みが悪い。毛の生え変わる時期でもないだろうし、疥癬にでもかかっているような気がする。腿のあたりが若干毛が抜け気味になっている。行動や顔つきにも若さが感じられず、結構年取った雄のイタチなのかなと思った。

イタチがいる間は、野鳥たちは全く寄ってこない。いなくなってしばらくの間、寄り付かなかった。



イタチ以外にも、ネズミなども水を飲むのだろうから、夜になるとネズミたちもやってくるのかなと思う。何とかそれも撮ってみたいものだ。


5月上旬の大洞の水場 保留にしていた分

5月上旬に大洞の水場に行ったとき、キビタキがたくさんいたのだけど、多すぎて編集が大変(選んで短くすることができない・・)ということと、キビタキメスなのかコサメビタキなのかが自信がないのでまとめにくい・・ということで放置していた分。

まとめないと腐ってしまうから、長くてもいいやと動画にした。




空屋根FILMS#246 野鳥4K キビタキ 水浴び 大洞の水場 5月上旬


メスのつもりで、コサメビタキが混じっているかもしれない。たぶん混じっている。



空屋根FILMS#245 野鳥4K たぶんコサメビタキ 水浴び 大洞の水場 5月上旬

こちらがコサメビタキのつもりでまとめた分。キビタキのメスが混じっているかもしれない。たぶん混じっている。今見返してみると、2羽目の個体は、キビタキのメスだろうと思い始めた。

たまに嘴の色でわかるように思うが、いつでも色がしっかり見えるわけでもない。のど元から胸にかけても色がいつでもはっきり撮れるわけでもなく。

難しい。


空屋根FILMS#291 野鳥4K たぶんキビタキ メス 水浴び 大洞の水場 6月中旬

こちらはキビタキのメスだと思うものだけを集めてみたが、むずかしい。


2017年6月13日火曜日

信越の里山でみた野鳥たち 6月上旬

週末に2週続けて信越へと遠出した。今回は山の上のほうへは入らず、里山にしておいた。

アカショウビンが主目的だったので、アカショウビンは別エントリーとした。→ 空屋根blog: アカショウビン 信越の里山 6月上旬


空屋根FILMS#239 野鳥4K ヤブサメ 幼鳥 信越の里山 6月上旬

早朝、農道脇の藪からヤブサメの声がたくさんするなと道路わきでとまっていると、ヤブサメの雛が見えるところに顔を出した。



空屋根FILMS#240 野鳥4K ノジコ 餌運び 信越の里山 6月上旬

アオジとの区別に全く自信がないが、白いアイリングがあるように見えるのでたぶんノジコだと思う。目の前でさえずってくれたらいいのだが、餌を運ぶのに忙しいようで、さっと藪の中へと行ってしまった。


空屋根FILMS#241 野鳥4K サシバ 水田の上を飛ぶ 信越の里山 6月上旬

サシバの鳴き声を聞きながら、近くにチゴモズやブッポウソウがいないかなと田んぼの周りを歩いていたが見つからない。ふと上空に目をやると、サシバが悠々と空を舞っていた。


空屋根FILMS#242 野鳥4K ツバメ 巣の正しくあるべき姿 信越の里山 6月上旬

農作業の道具をしまう納屋にツバメが巣を作っていた。都会でみたツバメの巣と違って、昔ながらの伝統的な藁と泥による巣で、やっぱりこちらが正統派だなと思った。


空屋根FILMS#243 野鳥4K スズメ のどかな田園でのんびり 信越の里山 6月上旬

スズメを見るたびに、もしやニュウナイスズメではないかと撮影したが、ただのスズメしか見なかった。関東のスズメたちと違って、米どころのスズメたちの態度にはどこか余裕が感じられた。

空屋根FILMS#244 野鳥4K ホトトギス 高いところで飛び回る 信越の里山 6月上旬

ホトトギス自体はどこでも多く声を聴くように思うが、また格別多くいたように思う。しかし相変わらずなかなか撮影できない。ずっと高いところで鳴いている上に、てっぺんのわかりやすいところにはとまらず、少し下の枝葉が多いところにとまるようだ。鳴きながら飛んでいくところは何度も見かけるが、とまってさえずっているところはなかなか見つからない。ようやく見つけても、お尻しか見えない。

これら以外に見かけたのは、モズ、カワラヒワ、ホオジロ、オオヨシキリ、カッコウ、キセキレイ、トビ、オオタカ(たぶん)、といったところだった。

空屋根FILMS#236 スマホ自然観察 ヒメボタル 6月上旬

もうヒメボタルが飛んでいるという情報がネットに出ていたので、7月の本番前にヒメボタル撮影の試運転をしようと、深夜に遠くまで出かけた。若いころと比べて体力がガクッと落ちたような気はまだしないが、一番落ちたのが徹夜に耐えられなくなったことかと思う。ホタル撮影のおかげでこの後2日間ほどぼーっとしてしまった。




ヒメボタル写真でよく見る比較明合成の華やかな写真のようなイメージを出したいが、なかなか動画だと難しいかもしれない。インターバル撮影してそれを動画にするのがいいのか、動画で撮って比較明合成するのがいいのか、なかなかいい塩梅がわからない。

一緒に撮った写真はこのような感じ。
まだまだホタルが少なかったのか、重ねる枚数が少なすぎるのか、派手な感じにはならなかった。そもそも写真を撮るのが久しぶりすぎて、カメラの設定をRAWでの撮影にするのを忘れていた。やはりホタルの光はRAWで撮影しないと調整の幅が狭すぎてだめだ。





本当は山奥で撮影したいが、まだ設定がよくわからないからこの状態で行っても無駄になってしまいそうだし、あと何度かトライして設定を詰めてから山奥に出かけることにしようと思う。今シーズンに間に合うだろうかちょっと心配。

アカショウビン 信越の里山 6月上旬

去年空振りに終わったアカショウビン。今年は何とか幸先よく撮ることができた。




空屋根FILMS#237 野鳥4K アカショウビン 信越の里山 6月上旬



一日目は天気も良くなくて撮影できる状況でもなく、声を頼りに姿を見られそうな場所、行動パターンを考えるだけで終わった。



二日目は早朝から予定の場所で張り込みを続け、何度か撮影することができた。



もうつがいで行動していて、オスがメスに巣穴を紹介して回っているところのようだ。一瞬オスの姿が突然消えたと思ったら、穴から出てきた。



アカショウビンの声は趣があるが、さらにこの森の他の鳥の声もまたその声を引き立てる。



空屋根FILMS#238 野鳥4K アカショウビン アカショウビンの住む森の声 声のみ 6月上旬


アカショウビンを待つ間、サンコウチョウやサンショウクイもこの場所で姿を見せないかな~と期待して待ったが、残念ながら姿を見ることはできなかった。

2017年6月6日火曜日

信越の山でみたさえずる鳥たち 6月上旬

信越の山で見たさえずる鳥たち。




空屋根FILMS#227 野鳥4K クロジ さえずり 6月上旬


クロジのさえずりはたくさん聞いたのだが、姿を見れたのはこの一瞬だけだった。笹薮から出てこないし、高い枝にとまらないし、開けた場所に出てこない。

コルリを超える撮影困難対象かもしれない。



空屋根FILMS#230 野鳥4K コルリ さえずり 6月上旬

とはいえ、コルリも数はたくさん鳴いているが、姿を見れたのはこれくらいなので、やはりコルリも撮影困難対象であることには変わりない。
このコルリは、他のコルリというより、タイミング的にキビタキのさえずりに対抗して鳴いていたような気がする。



空屋根FILMS#232 野鳥4K キビタキ さえずり 6月上旬

キビタキもたくさんいて、高いところを飛ぶので、それほど撮影困難ではないが、いったん隠れるとなかなか見つからない。
このキビタキは別のキビタキを気にしていたようで、鳴いている途中で他のキビタキがさえずりをかぶせてくるとさえずりストップしてしまっていた。



空屋根FILMS#228 野鳥4K オオルリ 渓流でひとさえずり 6月上旬



空屋根FILMS#229 野鳥4K オオルリ 渓流でさえずり 6月上旬

沢が近いところではオオルリがそれぞれに縄張りをもってさえずっていた。
オオルリは目立つところに来てさえずるし、お気に入りの枝に何度も止まって長い時間さえずるので、やはり撮影しやすい。



空屋根FILMS#231 野鳥4K ツツドリ 姿だけ 6月上旬

近くでは、ツツドリ、ジュウイチ、ホトトギスなどの托卵鳥もたくさん鳴いていた。
ツツドリの声を頼りに、ようやくその姿を見つけたが、見つけたときには鳴きやんで、飛び去ってしまい葉の茂ったところで隠れてしまった。しばらくそのあたりを見ていると、小さい鳥に追い立てられて飛び出してきて遠くの枝にとまった。
近くでムシクイが鳴いていたので、そのあたりの鳥に追い払われたように思う。







空屋根FILMS#226 野鳥4K アカゲラ 夕陽の決闘 6月上旬

この週末の信越は、もう梅雨が始まろうとしているのか、昼間はどうも天気がすっきりしなかった。せっかく遠出してきたのに、小雨で車の中にうだうだと待機している時間が多く、なんか撮影に気が乗らない。今回は成果ないなあ、夕陽でも見て帰るか、と思って夕陽の見える丘に車を止めたら、後ろの林でアカゲラが縄張り争いのケンカをしていた。





ケンカはなかなかの迫力だった。

スターウォーズ系の映画だと、全体的な戦争とは別に必ずジェダイが最後に1対1で決闘をするのがクライマックスとなるパターンだが、アカゲラオスの戦いもその決闘のような、剣を交えて火花が飛んでお互いにパッと飛び下がってまた対峙してという感じで、ワイヤーアクションなしで縦横無尽に戦いの場を変えて立ち回りがなんともかっこよい。
動きが速くてなかなか追いつけず、いい場面を撮り逃したが、実際みると迫力満点だった。

きっとこのかっこよいオスの姿を陰でメスが見ていて、その姿に惚れることになっているのに違いない。

こういうのが見たかったのだよなあと、アカゲラに感謝しつつ、満足して帰路についた。


空屋根FILMS#225 スマホ野鳥 ヨタカ 夜の林道にうずくまる 6月上旬

信越の山奥の林道で、ヨタカに出会った。







ゆっくりと夜の林道を車で走っていると、ヘッドライトの前にさっと何かが飛び出してちょっと先の道路に降りた。ゆっくり近づいて行っくと岩かと思った塊がヨタカだった。車の窓からカメラを突き出して手持ちで撮りながら、ちょっとずつ近づいても、全然逃げない。最後は車を真横につけて助手席の真下に来たが、ヘッドライトが照らさないので、暗くて撮影できなかった。

手持ちでゆらゆらするので何とか三脚で撮りたいと思うが、車から降りようとするとさっと飛んで行ってしまう。ヨタカたちは車をどう認識しているのかわからないが、生き物だとは思っていないのだろう。



昼間にヨタカを探そうかなと思うが、この伏せ方で木の枝や地面にとまっていたら、見つけ出すことは困難だろう。



ヨタカが撮れたのは初めてだったが、ヨタカの足は短くて、子どもが描いた鳥の絵の足みたいにとってつけた感じで、そういうのを見れたのは自分にとっては収穫だった。足の感じがカワセミに似ているなと思ったら、首を上げ下げする行動も何となく似ているように見えてきた。

次はヨタカらしく大口を開けている姿を見てみたい。虫を捕ろうとしているところは無理だろうから、せめてあくびしているところでもよい。

富士山麓で出会った野鳥たち その3 5月下旬

富士山麓のあちこちで出会った鳥たち、その3。


空屋根FILMS#221 野鳥4K キクイタダキ さえずり枝先に遊ぶ 富士山奥庭 5月下旬

キクイタダキは富士山麓で高度を上げるとよくいるといえばいるのだけど、動きが素早いのと針葉樹の陰になるところでちょこちょこ動き回っているのとで、全然写せない。富士山奥庭だと枝がすっきりしているし、個体数も多くて写しやすくていい。


富士山奥庭荘の水場でみた野鳥 その2 5月下旬

5月下旬に富士山の奥庭の水場に行ったときの動画、その2。


空屋根FILMS#224 野鳥4K キクイタダキ 水浴び 富士山奥庭 5月下旬

キクイタダキは時間に波があるが、2番目に多く姿をみせてくれた(一番多かったのはヒガラ)。今回は自分の中で、キクイタダキを撮りたいなというのが一番の目的だったので、嬉しい出現率だった。

普通に撮影しているのだが倍速で再生しているようなチョコマカした動きになる。水浴びも堂々と真ん中で水浴びするよりは、水たまりの端っこで、縁の岩に隠れてしまうようなところで水浴びすることが多かった。


空屋根FILMS#222 野鳥4K コガラ 水浴び 富士山奥庭 5月下旬


空屋根FILMS#223 野鳥4K ヒガラ 水浴び 富士山奥庭 5月下旬

コガラは周りにたくさんいる気がしたが、水浴びにやってきたのは1回だけだった。ヒガラは絶え間なくやってくる感じだったが、初めは来るたびに録画スタートしていたが、だんだん夕方に向かうにつれて、やってきても録画スタートを押さなくなる。おかげで日が差している間だけきたみたいになってしまったが、夕方薄暗くなってからもたくさんやってきた。

カメラマンがたくさんいるところでは、動画を撮るときの音の処理が難しい。音だけ別撮りで絵に合わせられそうなタイミングで録音しておく必要があるが、音声のためだけに録画を回すにはファイルサイズの無駄が大きすぎる。ICレコーダーを別に置いて録音するとだいたい置き忘れてしまうし、置きっぱなしの長い時間の録音から使う部分だけを探し出すのは大変だ。何かいい方法がないものだろうか。



2017年6月2日金曜日

富士山奥庭荘の水場でみた野鳥 その1 5月下旬

5月なのに、1000mを超える山中湖の周辺でも昼間は暑くなってきた。ということでもっと涼しいところに行こうかと、富士スバルラインを登って奥庭の水場に行ってみた。

この日はオコジョも見られるという嬉しいサプライズがあったが、それは別エントリーにしておいた。
空屋根blog: 空屋根FILMS#200 動物4K オコジョ 富士山奥庭 5月下旬:

頻繁に水場に現れた鳥はその2として、その1のほうは、出現回数が少なかった野鳥たち。



空屋根FILMS#217 野鳥4K ウソ 水浴び 富士山奥庭 5月下旬

ウソの夫婦が水浴びにやってきた。繁殖期だからか、オスの頬の紅が普段にもまして赤く感じる。柔らかく丸いウソは私としては大好きである。



空屋根FILMS#218 野鳥4K メボソムシクイ 超速攻水浴び 富士山奥庭 5月下旬

動画の順番は見られた順番ではない。

近くで鳴いていたメボソムシクイが水浴びに現れたのは、もうそろそろ帰ろうかという遅い時間になってからであった。静かにやってきてさっと一瞬で去っていった。


空屋根FILMS#219 野鳥4K カヤクグリ 水浴び 富士山奥庭 5月下旬

カヤクグリは何度か姿を現したが、毎回そのたびにルリビタキも姿を見せることが重なって、カメラをどちらに向けるか迷うという状況だった。



空屋根FILMS#220 野鳥4K ルリビタキ 水浴び 富士山奥庭 5月下旬

そのルリビタキのほうであるが、メス(のような色をした個体)は明るいうちに何度か姿を見せたが、青いオスはなかなか姿を見せてくれない。一度明るい時間に青い個体が姿を見せたが一瞬水場の横にとまってすぐに去ってしまった。青いオスが撮りたいな~と水場が薄暗くなっても待っていると、ようやく青いオスが何個体も次々と姿を見せた。
まだルリビタキは奥庭に入ったばかりで縄張り争いが激しいのか、それぞれがけん制しあっているようで、お互いに対する警戒心が強いように感じられた。

本当はホシガラスを期待していたのだけど、この日は水場に姿を見せてはくれず、上を飛ぶ姿を一瞬と、夕方に鳴き声を1回聞いただけだった。

富士山麓で出会った野鳥たち その2 5月下旬

富士山麓の広原で出会った鳥たち。



空屋根FILMS#212 スマホ野鳥 カッコウ さえずりと縄張り争いに忙しい 富士山麓 5月下旬

実際数が多いのか、単に目立つだけなのかわからないが、カッコウはたくさんいたように思う。そこかしこでカッコウのさえずりが聞こえ、縄張り争いで追いかけあいをしているカッコウを何度も見た。

高いところでさえずり、また高いところに飛んで行ってとまるので、飛んでいるところもよく見る。

ここはホオジロやモズもよく見るから、托卵している様子など見れたら面白いだろうけど、そんな偶然はなかなか起こらないだろうか。



空屋根FILMS#213 スマホ野鳥 ヒバリ 飛翔しながらさえずり 富士山麓 5月下旬

ヒバリは飛んでいるところが絵になる、というか見た目が地味な鳥なので、飛びながらさえずっているところぐらいしか絵にならない、というかで、毎回同じような姿ばかり撮ってしまう。

この日は風が強かったので、ちょうど風上に向かって飛ぶヒバリが空中で静止していて撮りやすかった。ただしマイクは風の音ばかり拾ってしまった。



空屋根FILMS#214 野鳥4K ノスリ 濃い朝もやの中に見えた影はノスリだった 富士山麓 5月下旬

濃い朝もやの中で、枯れ木に猛禽らしい姿があった。ノスリだろうなと思っていたが、だんだんとガスが晴れてきて姿を見せてくれたのは、やはりノスリだった。


空屋根FILMS#233 スマホ野鳥 ホオアカ まださえずりが下手? 富士山麓 5月下旬

ホオアカはどうも思ったように撮れなくて中途半端になってしまった。たくさんいるからいつでも写せるかと後回しになってしまうが、なかなかいいところには出てきてくれない。ホオジロなどに比べて警戒心が少しレベルが高いような気がして、ホオジロの2倍くらいの距離までしか接近することができないので遠い絵が多くなる。距離があると真昼の空気がゆらゆらするし、、といろいろといい条件にならない。

空屋根FILMS#211 スマホ野鳥 オオジシギ ディスプレイ撮影難しい 富士山麓 5月下旬

ゴールデンウィークに見ることはできたがまったく撮影できなかったオオジシギのディスプレイを撮りにリベンジに行ってきた。







早朝はガスが出てすっきりせず、7時前くらいにようやくガスが晴れた。オオジシギのディスプレイはそこから1時間くらいの間続いた。

4羽が編隊飛行をしながら飛んだり、ディスプレイをしていたが。。そのスピードについていってフレームに入れ続けることは難しい、それ以上にフォーカスを合わせることが難しい。そうこうしているうちに、朝の飛行タイムは終わって、オオジシギたちは茂みの中に入ってしまった。



時間をつぶして夕方5時過ぎ、カッコウを撮っていると、ふたたびオオジシギの鳴き声とフライトする音がし始めた。



夕方は1羽しか姿を見せず、またほんの数回しかディスプレイをしなかったが、だいぶコツをつかめてきたような気がして、朝よりはフレームに入れられるようになってきた。あと数回チャレンジすれば何とかなりそうだが、しかしオオジシギばかりにこだわっているわけにもいかないので、今シーズン再チャレンジするかどうか迷うところだ。


2017年6月1日木曜日

空屋根FILMS#209 スマホ野鳥 カルガモ 雛たち 5月下旬

3日前に見たのと同じ場所に、まだカルガモたちの家族がいた。







田んぼにあがれる雛と、あがれずに用水路を右往左往している雛たちとに分かれてしまっていた。田んぼにあがった雛たちは親鳥の近くで居眠りしたり親鳥と一緒に餌を探したりと、安心しきった様子。用水路の雛たちは、何とか田んぼにあがろうと行ったり来たりしている。



はじめ田んぼにあがっている雛は3羽で用水路に4羽いたが、どうやってあがったのか、いつの間にか田んぼの上の雛が4羽になり用水路が3羽になっていた。飛び上がって登れたようではなかったので、せき止められている手前とは反対のほうに大きく回ると上に登れるのではないかと思う。しかしカルガモの雛たちに「急がば回れ」と言っても聞いてくれないだろう。





3日前に見たときは12羽いたのに、自然界は厳しい。この辺はカラスが多いので猶更、雛たちには厳しい環境だろう。



しかしよく考えてみると、親鳥の2羽がなくなるときに、ここで生まれた雛のうち2羽が生き残っていれば、カルガモの頭数は維持されることになる。親鳥たちは何年間、子どもを産み育てられるのか知らないが、仮に3年間、3回子を成すとして、毎回12羽が孵るとすると、世代をつなぐには36羽の雛のうち2羽だけでも生き残っていれば、個体数が維持されるわけだ。