2018年11月28日水曜日

11月下旬、天気のいい関東平野へ遠征

11月後半、どうも信越は良い天気が続かないので、こちらで腐っていてもしょうがないと、晴れマークが続いている関東まで遠出した。





チュウヒ たぶんいわゆる大陸型 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#736







逃げるミサゴ、追うカラス 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#734




コチョウゲンボウ その1 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#737





コチョウゲンボウ その2オス 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#738



コチョウゲンボウ その3塒入り 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#739





電柱で羽を乾かすオオタカ 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#740



モズ 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#741





スズメ 影絵遊び 関東の農耕地 11月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#742

2018年11月18日日曜日

11月中旬、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kがやってきた

4月に予約して10月の発売を過ぎて、今か今かと待ったBMPCC 4K。11月中旬にようやく入荷、手元に届いた。



マニュアルもほとんど読まず、そのままフィールドへ。普段使っているURSA mini 4.6K EFと操作はほとんど変わらないので特に迷うことはなかった。



大きさは全然違うので、セッティングに苦労するが、まあそのあたりは時間をかけて少しずつ煮詰めていきたい。




猛禽たち BMPCC4K初撮りtest 信越の峠と湖沼 11月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#729


カモたち 信越の湖沼 BMPCC4K初撮りtest 11月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#732



たぶん冬羽のオオジュリン 信越の湖沼 BMPCC4K初撮りtest 11月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#731


鳥のバン 関東の農耕地 BMPCC4K初撮りtest 11月下旬 野鳥4K 空屋根FILMS#735


写りそのものについては、いかにもBlackmagic Designの写りで満足。URSA miniに比べると少し解像感が低い気がするが、これはセンサーサイズのためか。。ローパスフィルターのないカメラとあるカメラの写りの違いに似ているような気がするが、どうなんだろう。ジャスピンにできたのが少ないし、まあまだ使い始めなので、解像感については今後の課題。

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追記:解像感に関して、普段FHDばっかりで撮っていて4Kで撮ることがなかったが、試しに4Kで撮ってみると、FHDで感じた緩さが減ってシャープに写ったような気がする。いずれにしても今後の課題として継続中。

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URSA miniに比べて少しピントの山がつかみにくい気がするが、これもセンサーの大きさからくる被写界深度の問題か、設定を詰めていないためか、その辺はわからなかったのでこれも今後の課題。


夕刻の湖沼 BMPCC4K High ISO test 11月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#730

個人的には一番期待していた暗所耐性の向上がどの程度なのか、夕方から夜にかけてISOをだんだん上げていきながら撮影してみた。編集して初めて気づいたが、ファイルのメタデータにISO感度が記録されていない。DaVinci Resolveで見ても、どこにもISO情報がないような。今までISOは固定だったので気にしていなかったが、なにか確認方法があるのだろうか。。Dual ISOだと撮影時のISO情報は大切になる気がするので、どこかで確認できるのだろうと思うけど、わからなかった。今後の課題。

うろ覚えのISOの記憶に頼ってしまうことになるが、私的にはISO3200(白鳥がこちらに向かって飛んでくる場面)まではまったくノイズが気にならない。ISO6400(マガンが池に降りてそのあと鳥たちがシルエットだけになる場面)だとノイズが気になるが、URSA miniのISO1600ほどではない。それ以上だと、さすがにノイズに耐えられない。ということで、私としてはとりあえずISO6400までを使える基準にしようと思った。

その基準だとURSA miniより、2段分から3段分は暗くなるまで撮れるので、夕方の撮影時間が10分から15分くらい伸びるかなと思う。夕方のコウモリがURSA miniよりましに撮れそうな気がするので、また再度コウモリを撮ろうかなと思う。



私の使い方で一番困った部分は、LANC端子が廃止されていることか。LANCがないから撮影するためにカメラのグリップから手を離せない。録画ボタンを押すために三脚のパン棒からいったん手を放してグリップの録画ボタンを押して、パン棒を持ち直して被写体を追うことになる。このためにイヌワシの一番いいところを撮り逃がしてしまった。

ブルートゥース接続のiPadでリモートコントロールはできるそうだけど、それでは私の使い方では解決にならず、、この問題は解決できそうにないのが痛い。そのうち、BMD社かサードパーティーからブルートゥース接続の物理ボタンのリモコンが出るだろうか。それに期待するが、時間がかかりそうだ。

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追記:
リモートなしでは何ともならないので、原始的な解決法だが、前面についている録画ボタンにエアーレリーズをボンドで無理やりくっつけることで何とかすることにした。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00CXNOWAG
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B017QPES2M
私的には断然使いやすくなった。
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モニターは十分に大きく使いやすいが、ピントの山がつかみにくいのはモニターのせいなのかどうか、、その辺でURSA miniのモニターより少し劣るような気がするが気のせいか。チルトがないのは織り込み済みだけど、やっぱりあったほうが使い勝手がいいなあ。あと形状的にサンシェードがつけにくいのも×。ボンドでサンシェードの取り付け枠をくっつけるかなあ。



こちらも織り込み済みだが、電池の持ちはすこぶる悪い。Canon使いだったのでLP-E6は大量に持っているが、しかし安い中華LP-E6バッテリーの半分くらいは形状が合わずに挿入できない、挿入できるものも最初から残量5%表示となってほぼ使用できない。いずれもCanon 5D IIIでは問題なく使用できていたものだけども。ということで、Canon純正のLP-E6バッテリーのみ受け付けて、それで30分くらい。

笑ってしまうくらいバッテリーが持たないので、この一点だけでも一般ユーザーはすぐに下取りにだすだろうなと。



アダプターから給電するにしても、カメラ側のDC電源の端子が、、あまり見ないminiXLR 2 ピン、、自作しようにもそんな端子がなかなか売っていない。屋外で使うにはAC電源を持ち歩けということか。



朗報としては、LP-E6のダミーバッテリーは挿入できたので、とりあえずこれにVマウントバッテリーからD-tap出力で12Vを引っ張って使うことができた。普段URSA miniに使っている190 Wh (13000 mAh)のバッテリーで5時間電源入れっぱなしでも持ったので、1日中撮影しても2本あれば持つだろう。URSAminiだと4本か5本は必要なので、2倍強持つ。



シャッタースピードが角度表示ではなくスピード表示もできるようになった(URSA mini PROから?)おかげで、HFRに切り替えたときに明るさが変わるという不都合がなくなった。さらにHFR専用の物理ボタンがあるので、HFRと通常の撮影との切り替えがスムーズになったのはうれしい。



カメラ内でのファイルデリートができるようにそろそろしてくれるかなと思ったが、相変わらず、再生のみでデリートはできない。ここも一般ユーザー離れを招きそうだ。



CFASTカード、SDカード、外付けSSD、いずれも使える。ただSDカードは私の持っている一番早いSanDisk Extream PROでは、ほとんどのフォーマットでドロップフレームが発生してしまう。RAWだと3秒、HFR 120fps FHD ProRes HQで3分、というところ。

外付けSSDは、安いTypeCケースで問題なく使えた。SanDisk SSD Extreme PROではどのフォーマットでも問題なく使用できた。うれしいことに、安いSSDでもHFR 120fps FHD ProRes HQではドロップフレームが発生せず録画できた。私自身は現状、HFR 120fps FHD ProRes HQで撮るのがほとんどなのでこれは結構うれしい。
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追記:
その後、安いSSDだとはじめは問題ないのだが、カード容量の半分を超えたあたりから、HFR 120fps FHD ProRes HQでドロップフレームが発生しだすことが分かった。ドロップフレームが発生するまでの時間はまちまちで、1分でストップすることもあれば、4分くらいでストップすることもある。SanDisk SSD Extreme PROだと問題なくカード容量の最後まで使い切ることができる。
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タッチAFをオフにできないことは、私的にはちょっと使いにくい。設定を変えようとして画面に触れると意図せずにタッチAFになってフォーカスを一からやり直しになることが結構生じる。どうせ中途半端なAFで使う人はほとんどいないんだろうから、設定でオフにできるようにならないものか。
AF自体をオフにできればいいのだけど、それができないために、時間がたつとフォーカスが一度リセットされて勝手に動いていることがあるようだ。これはもしかしたらレンズアダプターの問題で、接続が不安定で一度切れて再接続したときに生じているのかもしれない。置きピンで合わせて置いたつもりが、いざというときにピントが移動していてしかも前か後かがわからないためにとっさに合わせられず、いったん無限遠まで回してから合わせるということになって、10秒くらいロスが発生することがある。10秒たったらもう野鳥はいなくなっています。ということで2度ほどシャッターチャンス(録画チャンス?)を逃してしまった。

以上、まずは2日間使ってみた結論としては、LANCがないこと、AFをオフにできないことを除けば、私としては理想的なサブカメラだ。でもたぶん一般的なユーザーからすれば、電池の持ちの悪さと巨大なファイルの扱いにくさから「なんだこのカメラ、使えねえな」的な評価になるだろうなと。一眼レフで写真を撮っていた人がビデオをはじめる、ミラーレスでビデオを撮っていた人がステップアップする、、いずれのケースでも買って大後悔すること必至かと。カメラ本体はお買い得価格だけど、きちんと使えるようにするために追加で必要な投資はその2倍3倍とかになる。今回は話題になってすごい数が出ているようなので、数か月のうちに中古で大量に出回るだろうなと思う、、、そうなったら私は中古でもう一台(数台?)追加購入しようと思う。

11月上旬、以前から気になっていた信越の峠へ

ずいぶん前から気になっていて、そのうち行こう行こうと思っていた信越の峠へ、ようやく行ってみた。



紅葉の盛りが過ぎてしまっていたが、それでもなかなかの眺め。

ただ目的の猛禽は、そうそう簡単に姿を見せてくれないようだ。




秋の峠にハイタカとノスリ GH5 180fps test 11月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#727

その後、中旬までにかけて通ったが、ようやく6日目にして目的の猛禽が飛んでくれた。。が、カメラが初物だったから(?)良い場面を撮り逃した。といっても一瞬姿を見せただけで大した見せ場はなかったので、来シーズンに期待することにした。

11月上旬、再び信越の湖沼をチェックしに行くが特に変化なし

今期継続的に通おうと思っている湖沼へ再び行ってきた。

特にメンバーは変わらずだったようだ。マガンやカモたちをたくさん撮ったが、たくさん撮ったためにかえって編集する気にならない。。ということで、少しだけ撮ったものからアップしている。




ヒシクイ 池に降りてヒシの実を食べる 信越の湖沼 11月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#728

硬そうなヒシの実をおいしそうにヒシクイが食べていた。


マガンの飛翔 信越の湖沼 BMPCC4K初撮りtest 11月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#733



大ナマズと跳ねるお魚たち 信越の湖沼の夕方 11月上旬 動物FHD 空屋根FILMS#726


今年は池の水がとても少ないらしく、最近人気の池の水を全部抜いてみたの後半みたいな状態になってしまっている。



夕闇に飛び始めたコウモリ 信越の湖沼 11月上旬 動物FHD 空屋根FILMS#725