2019年6月30日日曜日

Raspberry Piの導入過程で使えなくなったSDカードを復活する方法

梅雨で部屋に缶詰の間にRaspberry Piで動体検知→外部カメラで撮影、のシステムを作ろうとしているが、一筋縄ではいかない。

うまくいかない場合にはOSシステム自体の再インストールからしたほうが手っ取り早いことが多いが、一度ラズパイで使用したSDカードはパーティションが切られているしファイルシステムもいろいろだしで、Windows機(Macでも同じかな)で使えなくなる。
ただのフォーマットでは回復できないし。。SDカード自体を物理フォーマットしてくれればいいのだけど、パソコンではできない。

ということでいろいろ探した結果、一眼レフのCanon EOS 5D3に、「物理フォーマット」という項目があったなあと思いだし、カメラを取り出してSDカードを「物理フォーマット」にチェックしてフォーマットしたところ、無事に復活することができた。こちらでできるならとEOS Mも見てみたら物理フォーマットが可能だということがわかった。ということで一眼レフやミラーレスカメラなら同じことができるようだ。Canon以外はわからないが。

ハードディスクメーカーのソフトだともしかしたら物理フォーマット可能かもしれないけど、パソコンのハードディスクとかを間違えて指定してしまったりしたら大変なことになるし、こちらのほうが安全かなと思う。

どこかにもっとスマートな方法があるのだろうけども、もし同じことで困っているという人がいたら参考までに。


肝心の動体検知→カメラ撮影だが、まずはラズパイから外部カメラをコントロールする段階で、gphoto2で普通に撮影するのがなかなか安定しない。5d3では撮影できるけどEosMは認識すらしてくれないとか、何度かやっているうちにOS自体がクラッシュして再起動を繰り返すようになったり。何が原因でクラッシュするのかがわからなくて、何度もOSから入れ直している。

実際の目的は写真撮影ではなくて、私の場合は動画撮影をしたいのだけど、5d3なら動画撮影のコントロールがある程度可能なようだが、EosMだとアプリケーション自体の機能としてできないようだ。置きっぱなしカメラだからできれば高価な5D3ではなくて中古なら1万円以下で手に入るEosMをコントロールしたいのだが。。

道は遠そうだが、梅雨が明けるまでになんとか目途をつけたいと頑張ってみる。

2019年6月29日土曜日

Raspberry piにRPi-Cam-Web-Interfaceをインストールしようとしてはまったが、苦労の末、解決した

梅雨でどこにも撮影に出かけられないので、ふと動体検知カメラを実験しようかと思い立った。
一年ほど前にRaspberry Pi 3B+にRPi-Cam-Web-Interfaceを入れていろいろ実験していたのだが、そのときはどうも検知の設定が難しく使いどころが難しいなあと思って放置していたのだが、この梅雨の間にもう少し研究して使えるようにできないかなと。

もうすぐ日本でもラズパイ4が手に入るようになるだろうから、そうなったら4K動画の表示マシンとしても使いたいし、フィールドでの動画チェック機としても使いたいし、サンバサーバーにしてファイルのバックアップや確認と削除にも使いたいし。
ということでラズパイの使い道が広がりそうなので、どうせならば動体検知で外部カメラで撮影できるようにしておいたら便利かなと。

そこでまずはラズパイ3でシステムを作っておこうと放置されていたRaspberry Piを久々にさわることにしたが、もうだいぶ時間がたっているしどうせなのでシステム全体をクリーンインストールすることにした。

で、1年前のメモを頼りにRPi-Cam-Web-Interfaceを入れようとしたが、インストールで躓いた。なんとか起動するところまではこぎつけたので、もしかしたら同じようなことを試みてはまる人がいるかもしれないので、参考にWebに記録を上げて置く。

基本的には
https://elinux.org/RPi-Cam-Web-Interface
の指示にしたがってインストールするが、スタートまで行かない。

どうやら2つ問題があって、一つはPHPのバージョンが7.0系ではなく、最新のOSでは7.2系になっていること。
もう一つは、ffmpegのごたごたがどうこうなったのかなんだかわからないが、libav-toolsをインストールする必要がなくなった(たぶん、もしかしたら動画エンコードのときとかに必要になるのかもしれない。。)が、install.shを実行するとそれをインストールしようとして、そのエラーでストップしてしまう。

RPi-Cam-Web-Interfaceのメンテナンスがもう終わっているのかな。。

ということで、こんな解決でよいのかどうかわからないが、

1.ラズパイのデスクトップから、ファイルマネージャーでRPi-Cam-Web-Interfaceを開く。

2. install.shをテキストエディターで開く。

3.「7.0」となっているところを検索で探して、すべて「7.2」に変える。

4.「libav-tools」をインストールしないように、「libav-tools」を検索して、削除する。余計な空白が残らないように手当する。

5.上記の二つを編集したらinstall.shを上書き保存する。

以上、後は手順通りで、無事、RPi-Cam-Web-Interfaceが起動できました。

もし同じことではまっている人がいればご参考まで。
ただこれで何か問題が出るのかどうかはまだ使っていかないとわかりませんので、責任は持てません。あしからず。

2019年6月8日土曜日

ブログ再開、BMPCC 4Kを再入手、BRAWは優秀。

半年ほど休憩していたけど、ぼちぼちブログ再開。

投稿を休んでいる間に、映像で撮れなくて文章で表現したいこともやっぱりあるなあというものが出てきて、やっぱり文章をアップできる場があることは重要だなと。

ということで、以前とはまたスタイルが変わってしまうかもしれないが、youtubeにアップした動画の説明だけにこだわらずに、気楽に投稿していこうかと思う。

まず再開一つ目の記事は、BMPCC 4Kがようやく再入手できたという話。

野生のいきものをBlackmagicDesignのカメラで撮ってるが、発売されてすぐにBlackmagicDesign Pocket Cinema Camera 4K (BMPCC 4K)を入手して愛用していたが、使用2か月くらいで、2019年2月に落下破壊してしまった。
600㎜の望遠レンズを付けているので、全体で5㎏くらいの重さになっているのだが、それを三脚の上からアスファルトの道路に落としてしまった。打ち所が悪かったというべきか、いや良かったというべきか、バッテリグリップの角からゴッチンと落ちて、ボディーが割れ、電源が入らない、何をしても動かない、ということでお釈迦になった。
まあこれはカメラの強度の問題というよりも、どんなカメラもこの負荷では無事では済まないというような衝撃だったので、全壊は全くしょうがない。
運が良かったのは、レンズからではなく、カメラから落ちたこと。600mmレンズのほうを破壊していたら、、完全に立ち直れなかっただろう。

ということで、壊してすぐにBMPCC 4Kを再発注した。これが、2019年2月上旬。

まあ1か月くらいでは入荷して手に入るかな~。そうだ、中古価格も見てみよう。む?中古で定価の2倍の値がついているぞ??となっていたが、まあしばらくは不調のURSA mini 4.6Kをだましだまし使って我慢するか。となっていた。

なかなか入荷の連絡がこないなあと、待つこと3か月、ようやく5月末に入荷の連絡が来て、めでたく再入手できた。

3か月待ちか、、BMPCC 4K、人気なのか、生産が限定的なのか。。
いまだにフィールドでこのカメラを使っている人を見たことがないが。。

前にブログで、これは普通の人には使い勝手が悪すぎるから、勢いで手に入れた人がすぐに手放して中古価格が安くなるだろう、、と書いたが、まったく予想が外れた。
あまりにも気に入っているので、もう一台欲しいが、中古価格が差が下がるのはいつのことやら。価格が下がる前に、スペック的に優れたカメラが出てしまうような気がしてきた。

壊れる前にはまだpocketにはBRAWが対応していなかったから使えなかったが、再入手してさっそくBRAWを使ってみた。

Windows対応の公式プレイヤー、コーデックがまだないという問題はあるが、DaVinci Resolveでは問題なく使えるので、まあ問題なし。個人でビューワーを作成してくれる人がいて、
https://www.youtube.com/watch?v=YfJnSErTaqQ
もんだいなくファイルのチェックもできる。本当に再生のみ、処理が重い、でもファイルの中身のチェックには超便利。
BlackmagicDesignのカメラはカメラ内でファイルを削除することができないし、Davinci Resolveでもファイルを削除するのは手順が多すぎて、さくさく削除できない。
なので、このビューワーは本当にありがたい。というか、はやく公式のビューワー、コーデックを出してほしい。

BRAWの性能だが、厳密なテストはしていない(できない)が、Proresと比べて同じカメラなのに色味がだいぶ変わるような気がする。まあこれは好みの問題ですぐになれるだろう。12bitで撮れるのでグレーディングの幅は大きいはずだし、むしろメリットがあるはず。画質とファイルサイズのバランスもProresより優秀だ。今までより同じファイルサイズで長時間撮れる。
あとは、圧縮率(RAWなのに、、なぜ圧縮??)をどこに設定するか、いろいろ試行錯誤してみたい。

壊れる前の使用が冬だったので気づかなかったが、初夏の季節にBMPCC 4Kを使ってみてわかったのが、BMPCC 4Kは絵が少し緑がかること。
なので森の中など緑の多いところで撮るとさらに暗めの重い緑がかぶったような色味になる。これは編集段階で修正できるとは思うが、今のところ特に修正していない。そのうち気になって修正が必要だなと思うようになるかもしれない。

ではまた。