2018年8月4日土曜日

8月上旬も夜の森をウロウロ

7月、そして8月と下界はひどい猛暑のようだ。

ということで、8月も少し標高が高いところ、しかも夜に行動することにした。

信越の山は標高に対して気温が低いのか、夜は15度前後が普通で、Tシャツでは寒く、化繊のジャケットなど羽織っている。



古い森をウロウロしているので、樹洞性の動物たちが多い。樹洞性の動物たちは、夜に活動するものが多い。樹洞の中はきっと昼間でもひんやりとして過ごしやすいのだろう。






ヤマネ 8月上旬 動物4K 空屋根FILMS#692



目の前の木を、するすると登ったり降りたりする小さい動物がいた。アカネズミかなと思って撮ってみると、しっぽがふさふさしている。どうやらヤマネのようだ。自分のライトに蛾が集っていたいたので、それ目当てにやってきたのかもしれない。




ニホンモモンガ 8月上旬 動物4K 空屋根FILMS#693


何か撮れるものはないかなと木を見上げていると、頭上をハンカチ大の何かが飛んだ。後ろの木に着地したのでカメラで追いかけてみると、モモンガだったようだ。このあたりはあまり杉を見ないので、杉の多いもう少し低いところにモモンガを探しに行こうかなと思っていた矢先のことで、ここでもモモンガ見れるなら、ここで探すのもいいなと、時間の節約になった。


ムササビ 8月上旬 動物4K 空屋根FILMS#694

ムササビはこの日も二匹で行動していたように思う。一匹が行動が幼い感じがしたので、もしかしたら親子かもしれない。

2 件のコメント:

  1. 「いきものログ」へのご報告をご検討いただき、真にありがとうございます。

    空屋根blogのプロピールを拝見させていただきましたが、ヤマネの生息が多い地域なのは間違いありません。

    しかし夜行性・樹上性のヤマネは巣箱以外では簡単には撮影できない動物です。
    またモモンガ・ムササビの映像も中々、撮影できないですよね。
    とても素晴らしい映像で感服いたしました。

    ヤマネを昔から林業に携わる人々は守り神として大切にしてきたと聞きますが、その守り神とされているヤマネは普通に見たくても簡単に見られない「正に珍獣」であり、夜行性のヤマネを見かけることは、一部の選ばれた人のみ見ることが出来る幸運かもしれません。
    この度は貴重な写真を拝見させて頂きましてありがとうございました。

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  2. 夜行性の動物や鳥たちは、なかなか見えないだけに、もし数が減ってもだれも気付かないのではないかと思います。もし調査等でより詳細な場所が必要でしたら、個別にご連絡ください。
    そういえばモモンガ、ムササビも同じ場所ですが、登録しておきたいと思います。
    彼らの生活を脅かさないよう、でも彼らの存在を知らしめることが保護につながるはずと信じて、ちょっとずつ撮影させてもらおうと思います。ありがとうございました。

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