2018年5月23日水曜日

5月下旬、信越の河原、C地点のチョウゲンボウの成長を見守る合間に、他の生き物も

C地点で、チョウゲンボウを観察する合間に、気になるものを撮影する。


カジカガエル 5月下旬 いきものFHD 空屋根FILMS#634



昼間なので、カジカガエルの鳴き声は控えめだ。

カジカガエルの鳴き声のわびしさも「ふるさと」構成要素の重要な一つだと思う。

雨が降り出しそうなときにカジカガエルを撮ることに目的に来るといいのだろうけど、日が陰っているとチョウゲンボウは撮りにくいので、なかなか来れないだろう。。




セグロセキレイ 羽繕い 5月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#631



いつも目の前で忙しく採食しているセグロセキレイ。近くの岩にとまって一休みしていた。




キセキレイ 餌探し 5月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#632


キセキレイは相変わらず忙しく採食している。いつも口いっぱいに虫を咥えているが、ときどき落とさないように咥えなおしているようだ。しかし虫を咥えながら、空中でさらに別の虫を咥えるというのは、器用だなと思う。よく落っことさないものだ。水面に映る自分に吠えて骨を落とす犬よりも、どうやらずっと賢いようだ。


コチドリ 夕陽に向かって走るコチドリのヒナ 6月上旬 野鳥4K 空屋根FILMS#659

C地点というよりは、どちらかというとA地点だけどもこちらに入れておく。
いろいろな鳥がもう巣立ちの季節を迎えていて、コチドリも巣立って家族で走り回っている。
一番幼い巣立ち雛も、足の速さでは兄弟にも親鳥にも負けていない。体が小さい分、むしろ高速に感じられるくらいだ。


シジュウカラ 巣立ち雛たち 5月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#663

シジュウカラの巣立ち雛たちは、木陰に集まって親鳥の帰りを待っている。親鳥が孵ってくると一斉に集まってくる。


カモシカ 5月下旬 C地点 動物FHD 空屋根FILMS#661

カモシカは数を増やしているそうで、低地へ侵入してきている。こんなところに住み着いているとは、もはや奥山の動物とは言えなくなっているな。


シジュウカラ 巣立ち雛たち 5月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#663

5月下旬から6月は、いたるところで巣立ち雛たちが。


フタモンアシナガバチ 巣 7月下旬 自然観察4K 空屋根FILMS#689

7月下旬、ハヤブサとチョウゲンボウの様子を見に河原に行ってみたが、もうチョウゲンボウの姿はなく、ハヤブサは時々やってきて休んでいるだけで、巣立ち雛たちはどこかへ散っていってしまったようだ。自分が観察していた土手の横の手すりには、アシナガバチが巣を作っていた。

2018年5月18日金曜日

5月中旬、信越の高原で出会った鳥や生き物たち

5月の高原は、どの鳥も巣作りや子育てで忙しい。高原がいい意味で賑やかになる季節だ。

もう少しすると、セミの声があたりを支配して、静かだけどにぎやかな鳥のシャワーは聴けなくなる。




キセキレイ 抱卵中 5月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#627

入り口でお出迎えのキセキレイ。


サンショウクイ 巣作り 5月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#628

サンショウクイが木道のすぐ真上で巣作りしている。
通る人はみな下のほうの水芭蕉を見て、真上のサンショウクイには気づかない(というか特に鳥に関心がないか)。
人通りが多いし、通行の邪魔だし、木道が揺れるしで撮影は難しい。そこまで考えてこの場所を選んだのだろうか。。



コルリ さえずり 5月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#629


コルリ さえずり 5月中旬 野鳥4K 空屋根FILMS#630

コルリが目の前の藪からひょいっと出てきて、すぐ前の枝を転々としてさえずってくれた。周りに数個体が縄張りを主張している激戦区らしく、いつまでも延々とさえずっていた。


2018年5月14日月曜日

5月中旬、信越の山で出会ったいきものたち

5月中旬になって、寒気が入ったようで、天気が不安定で気温も低い日が続いた。

今シーズン、雪に閉ざされるまで定期的に通おうと計画している信越の山に撮影に行ったが、朝は雪がちらつき、車についた水滴も凍ってしまった。

鳥たちも心なしか弾まないようで、なかなか活動的な姿を見せてくれない。






コマドリ さえずり 5月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#617



コマドリの鳴き声はあちこちから聞こえてくるが、なかなか姿を現してはくれない。まだ薄暗い早朝だけは警戒心が緩いのか、少しだけ開けたところにほんのしばらくの間、姿を見せてくれた。
低照度に弱いというか、高感度にできないカメラなので、絵がノイズだらけになってしまう。GH5Sなみの高感度が可能らしいBMPCC4K、早く発売してくれないかなあ。


コマドリ さえずり 5月上旬 野鳥4K 空屋根FILMS#618

上と同じときだが、比較的長くいてくれて余裕があったので、4Kでも撮影した。
4Kで撮影するとクロップが効かないので鳥は小さく映るが、全体の画質は良くなるので、あまり対象の小ささが気にならない、ような気がする。もう少し積極的に4Kで撮るようにしようと思った。



コルリ さえずり 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#619

声は聴いてもなかなか撮らせてくれないコルリ。ようやく高い枝でさえずるところを撮ることができた。背景が曇り空なので色がないが、まあ鳴き声は同じということで。


ヒガラ さえずり 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#620

ヒガラが低い枝に降りてきて、こちらにお尻を向けてさえずり始めた。足に絡まった枝が邪魔で、枝を乗り越えようか、下をくぐろうか、逡巡している様子が面白い。鳥たちもただ条件反射で反応するだけじゃなくて、いろいろ考えて行動しているようだ。


キビタキ 雨上がりの林道 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#621

まだ頭や背中が真黒く成熟しきっていない若いオスが、雨上がりの林道で、アスファルトの林道に降りては餌をついばんでいた。雨で空気がきれいで、そこにキビタキの黄色が映える。
しばらく一心についばんでいたが、急に様子がおかしくなったぞと思ったら、メスが現れた。その後どうなったかは知らない。


ニホンザル 乳飲み子と家族 ブナの新緑を食べる 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#623


ニホンザル ブナ林で新緑を食べる 5月上旬 動物4K 空屋根FILMS#624

サルたちは、ブナの新緑をおいしそうに頬張っていた。周りをおいしそうな食べもので囲まれているのはさぞ幸せなことだろう。
乳を与えているメスざるは、少し群れから離れて移動していた。赤ん坊にちょっかいをだされないようにしているのかなと思えた。

群れが離れていく前に、若いオスがこちらのほうに寄って来て、しばらく一心に新緑をむさぼっていた。しばらく食べてこちらには目もくれずに群れのほうに戻っていったが、たぶんこちらの様子を偵察にきたのだろう。

5月上旬、信越の山で出会った鳥や生き物たち

5月上旬、信越の山もようやく遅い春を迎えたようだ。

今年のゴールデンウィークは微妙な天気だったが、雨の合間をぬって、鳥たちの様子を見に出かけた。






ウグイス 山に春の訪れをつげる 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#608


ウグイスがさえずると、春だなあと感じる。この時期だけは、ウグイスたちも隠れているより目立ちたいようで、目の前に出てきてさえずってくれる。




キビタキ 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#612



キビタキはさえずりそうで、まださえずらない。ときどきさえずっている個体もいるが、まだまだあの元気いっぱいの本調子のさえずりではないようだ。




オオルリ 新緑のブナの森で婚活中 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#609



オオルリの瑠璃色は、新緑の中でみると、なんだかなまめかしいというかハッとする。ついさっき自分が顔を洗った流れで、オオルリが降りてきて水を飲んでいるのを見ると、なんかうれしい。




ゴジュウカラ 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#611



ゴジュウカラは盛んにさえずっていたのだけれど、ちょうどさえずっているところは撮れなかった。ひたすら木の間を駆け回って忙しい。




林道わきの側溝のカエル 5月上旬 いきものFHD 空屋根FILMS#607



山に行くときれいな流れがたくさんあるので、水の中も覗いてみたいなと、ゴープロを購入した。側溝にカエルの卵がたくさんあったので、さっそくどんなふうに映るのか試しに水中にゴープロを突っ込んでみた。SF映画の宇宙船のようだ。これだけの卵のうち、どれくらいが生き延びて来年卵を産むところまで生き延びるのか。




2018年5月1日火曜日

4月下旬、鳥たちのさえずりを求めて渓流沿いを歩く

コマドリを撮るぞ~と、笹薮の多い渓流沿いの林道を歩いた。数日前にカメラなしで下見した時にはたくさん聞いたコマドリのさえずりが、この日はまったく聞こえず。ここは少し標高が低いから、コマドリたちはもう少し標高の高いほうへと抜けてしまったようだ。


クロジ さえずり 4月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#599

クロジは姿は地味だが、鳴き声はなかなか美しい。いくつかの調子でさえずっていたが、なにかメッセージの違いはあるのだろうか。どの鳴き方もきれいな声だ。


ヤブサメ さえずり 4月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#600



ヤブサメの声はあちこちから聞こえるが、なかなかその姿を見ることができない。見つけるのはたいていは飛び去る姿だが、飛んで行ったあたりをじっとみてしばらくすると、またさえずりはじめるとようやく撮ることができる。

さえずっている姿を見ても、嘴の震える様子と聞こえてくる鳴き声が、ずれているような合っているような、目の前で鳴いているのではなく、鳴き声は別から聞こえてくるような不思議な感じがする。




センダイムシクイ さえずり 4月下旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#601

ムシクイたちはほんとにせわしなく動き回って、なかなかピントを合わせる時間を与えてくれない。虫を餌にする以上、虫たちより素早く動く必要があるのだろうからしょうがないか。


渓流のイワナ 4月下旬 いきものFHD 空屋根FILMS#602

山奥の渓流なので、流れをのぞくと、イワナの魚影も時々見える。