2017年3月31日金曜日

空屋根FILMS#87 動物4K カモシカ 3月下旬



まだ雪の残こる季節、深い谷間の反対の斜面に、カモシカの親子が草木を食んでいた。

4Kで撮ったがあまりに遠いので、途中、クロップして拡大されるHDでも撮影した。

空屋根FILMS#88 動物HD カモシカ 3月下旬


親子がいる斜面はあまりにも急斜面で、滑り落ちたらひとたまりもないと思うが、カモシカたちは高所恐怖症とは無縁なのだろう。

人間の親だったら、子どもを絶対に遊ばせたくない場所で、ヒステリックになっているところだろうが、カモシカの親は平気なものでのんびりとしていた。あんな斜面だから逆に外敵に襲われる心配が少ないのだろうか。




2017年3月29日水曜日

空屋根FILMS#86 自然観察4K 里山の季節感 3月下旬



近所の里山の3月下旬の様子。

菜の花が咲き、また樹木も芽吹き始めている。山桜も少しづつ咲き始めた。

どの鳥たちもペアを作り、2羽ずつで行動している。

空屋根FILMS#85 野鳥HD カワセミ 求愛給餌だったのか・・ 3月下旬



カワセミの鳴き声が2羽分するので、見に行ってみると、そこにいた人が求愛給餌してましたよ、とのことだった。またそのうちするだろうと1時間ほど待っていると、オスが飛び込んで魚を捉えた。しかし遠くに飛んで行ってバシバシやり始めたので、自分で食うのねと見ていたが、魚が大きすぎて呑み込めないのか長いことバシバシやっていた。すると自分で食う時とは逆方向に魚を持ち替え、メスのところに持って行って渡した。もらったメスも細い枝ではバランスを崩すくらい魚が大きかったので、太い枝のほうに飛んで行った。しばらくバシバシ奮闘していたが同じ繰り返しだったので動画は倍速にした。

見ている限りでは、オスが初めは自分で食べようとしたけれども大きすぎて食べられず、それでメスにあげることにしたように見えた。本当に最初から求愛給餌しようとしていたのだろうか疑問を感じるやりとりだった。


空屋根FILMS#84 野鳥4K 暖かくなった一日 3月下旬



すっかり暖かくなった一日だった。この日、公園で見かけた鳥たちは、ルリビタキ、ウグイス、アトリ、アオジ、エナガ、シジュウカラ、コゲラ、アカゲラ、カワラヒワといったところだった。あと、別の動画にしたが、ジョウビタキ、ヒガラ、ツグミとシロハラも。また、見たけど撮らなかった、撮れなかったのは、カラス、スズメ、トビ、ゴジュウカラ、シメといったところ。



ウグイスの鳴き方がだいぶ様になってきていた。

まだまだ冬鳥の居残り組がいるから、夏鳥が来るのはまだ先か。

津久井湖は桜の名所らしい。この日咲きはじめていた桜の種類の説明があったが、なんという名前だったか、忘れてしまった。


空屋根FILMS#83 野鳥4K ツグミとシロハラ どちらもツンとしている 3月下旬



季節はだいぶ春めいているが、ツグミもシロハラもまだまだ健在だった。

すぐ近くの枝にとまっていたが、どちらもツンと上を向いて、お互いに関心ない風だった。ツグミはずっとぐぜっていたが、シロハラはまったくいつもの通りだった。ぐぜるのがオスだけだとすると、ツグミのほうはオスで、シロハラのほうはメスだったのかもしれない。

空屋根FILMS#82 昆虫4K 蝶たち 春を感じて冬眠から覚めた 3月下旬



この日は昼間、だいぶ気温が上がったので、冬眠していた蝶たちがたくさん出てきて花の間を飛び回ったり、日向ぼっこをしていたりした。

冬眠している姿を見つけたことはないが、どこに隠れていたのやら。


空屋根FILMS#81 野鳥4K ヤマガラ 実をこじ開けるのに苦労する 3月下旬



ヤマガラが大きな木の実を拾ってつついていた。嘴を使ってこじり開けようとしていたが、なかなか苦労していた。

飛び去る前、勝利の万歳なのか、あきらめの万歳なのか、万歳して飛んで行った。

空屋根FILMS#80 野鳥4K ジョウビタキ ぐぜり 何か言いたげ 3月下旬



ジョウビタキはまだ大陸へ帰らずに日本に残っている。さえずりの練習なのか、ずっとぐぜっていた。声は小さくて、ほとんどマイクで拾うことができなかった。

空屋根FILMS#79 野鳥4K ヒガラ 忙しく花芽を食べる 3月下旬



ヒガラの髪型のピンと立っているのが目立っていたので撮影した。



街の中ではシジュウカラばかりでヒガラは見ない。今回は津久井湖という山の際のダム湖のそばだったが、ヒガラが多かったように思う。ゴジュウカラも撮影できなかったがいた。

コガラは高度が高くないと見れないように思うが、ヒガラやゴジュウカラはそこまで高くなくても自然度が高ければいるようだ。


2017年3月21日火曜日

空屋根FILMS#78 自然観察4K 3月中旬の北関東の山麓の森



歩き回って撮るには撮ったが、中途半端で一つにまとめることができないクリップがたくさんたまる。捨ててしまうには忍びないし、これはこれでこの季節の様子を伝えているかなと思うので、「自然観察」というテーマでごったのままつないでおくことにした。

カケスが木の実を食べる、ヤドリギの実、鹿のフンをつぶしてみたらやはり繊維質だった、ヤマガラの水飲み、スズメバチの巣の残骸、ゴジュウカラとコガラ、雪の残るススキ原と小川、というところ。

空屋根FILMS#77 野鳥4K ノスリ 森の上空をペアで飛んでいた 3月中旬



「ピーヨー、ピーヨー」と鳴き声がするので、トビかなと思って上空を見たら、ノスリのペアが交錯しながら飛んでいた。

ノスリは低山の山麓で繁殖するらしいから、これから繁殖準備に入るところだろう。

空屋根FILMS#76 野鳥4K キセキレイ 冬の小川で採食 3月中旬



冬の間、平地の里山でも見たキセキレイだが、繁殖を前に、本来の山の沢沿いに戻ってきたようだ。まだ虫はそんなにいないように思うが、水の流れに落ちた葉をひっくり返しては、食べ物を見つけていた。


空屋根FILMS#75 野鳥HD ヒレンジャク 朝方遠い梢に群れが休んでいた 3月中旬



レンジャクを探しに、はるばる北関東の山麓までやってきたけれども、レンジャクに遭遇できたのはこの1回のみであった。

遠い木の梢で休んでいたが、遠くからでも尾の緋色は鮮やかだった。10羽ほどの群れが休んでいたが、1羽がさらにてっぺんで見張りをしていた。



ヤドリギの実を食べるところを撮りたかったが、どこにもかしこにもヤドリギがあるのでどこに来るのか特定できず、あちこちとさまよったが、結局ヤドリギの実を食べているところには遭遇できずじまい。

また次の機会に期待するとしよう。


空屋根FILMS#74 野鳥4K ホオジロ 風の強い日に雪交じりの地面で採食 3月中旬



ホオジロが小さくチッチッと鳴きながら、地面で採食していた。雪の斜面と雪のところを行ったり来たりしながらのんびりと食べてた。風が強い日だったので、地面のほうが楽だったのか。


空屋根FILMS#73 野鳥4K マヒワ やっぱりハンノキで採食 3月中旬



ついこの間も、ハンノキで採食するマヒワの群れを撮ったばかりだったけれでも、より色が鮮やかなような気がしたので、また撮影した。

ハンノキはまだまだあるので、マヒワは食べ物には困らなそうだ。


空屋根FILMS#72 動物4K ニホンリス 関東の山で冬毛のリスに出会った 3月中旬



久しぶりに哺乳類、ニホンリスが春を待つ森で活動していた。

まだ冬毛のままで、耳にふさふさの毛が生えていた。森の地味な色に溶け込んで、冬毛は地味な色をしている。

秋に見たときよりもだいぶ痩せているような気がするけど、食べ物の一番豊富な秋まではまだまだあるけど、まあ春もそれなりに食べ物はあるのだろう。




2017年3月16日木曜日

空屋根FILMS#71 野鳥HD シジュウカラ 虫を食って満足していたら他のシジュウカラにちょっかいをかけられた 1月中旬



だいぶ前の撮影になってしまったが、とりあえず捨てるに忍びないので、アップしておくことにした。

最近の研究でその知性に関する評価がずいぶんと上がった感のあるシジュウカラだが、かなりの社会性もあるのか「他のシジュウカラがごちそうを食べているのを見て『なんだなんだ俺にもよこせ!』と自分もおこぼれにあずかれるかと期待してすかさずちょっかいを出した」ように見えた。

実際には偶然その枝に飛んできたのにすぎなくて擬人的に解釈すべきではないのかもしれないが、いったんそういう目で見てしまうと、どうもそういう解釈が正しいように見えてきてしまうから不思議だ。


2017年3月15日水曜日

空屋根FILMS#70 野鳥4K ホオジロとカワラヒワ 3月上旬



湖畔脇のホオジロとカワラヒワ。

どちらも少ししか撮れなかったし、どちらも羽づくろいしていたので、羽づくろいつながりで一つのファイルにした。

ほんとうはレンジャクを探しに行ったのだけど、今年はまだ来ていないとのことで、残念ながら収穫なしであった。

空屋根FILMS#68 野鳥4K エナガ 巣材集め 3月上旬



ご近所の里山でエナガが巣材集めをしていた。

行き先を目で追ったが、どこに巣を作っているのかはわからなかった。



一回で咥えられる量はほんの少しなので、巣を作るにはどれだけ往復しなければいけないのだろう。さらに雛がかえった後に運ばなければならない餌のことも考えると、これから彼らは夫婦で大変だ。

どうやらエナガの一年で最も忙しい一か月がもうはじまったようだ。


空屋根FILMS#69 野鳥4K コガラ 採食中 3月上旬



この林道のカラ混群では、コガラが一番多かったような気がする。

コガラは、エナガとシジュウカラが採食するようなどちらの場所でも採食している。


空屋根FILMS#67 野鳥4K マヒワ ハンノキで採食 3月上旬



林道わきのハンノキ?の実を、マヒワが群れで食べていた。かなりの時間、ひたすらずっと食べていた。



3月のこの時期、だいぶ植物の実も限られてきているのか、特定のところに特定の鳥がずっといる印象。ちゃんと探すためには植物の名前やどの鳥が好むのかなど、しっかり勉強する必要があるな。



しかし、植物の見分けも覚えるのも難しい。


空屋根FILMS#66 野鳥4K ヒガラとキバシリ 3月上旬



林道わきで見かけた鳥。

これまでヒガラをあまり撮っていないので、カラの混群がいたので、ヒガラ中心で狙ってみたが、一瞬で見失って、その後、カメラのフレームに入れてもコガラやシジュウカラばかり。であまり撮れなかった。

なんだコガラか、と思ったがカメラを向けてフォーカスを合わせてみたら、キバシリだった。キバシリもいつも狙って撮るというよりも偶然向けたらキバシリということが多い。木に張り付いている鳥がいたら自動的にコガラと判断してしまうのはよくない癖だ。これまで何度も見落としてきたのだろうなと思った。



カラの混群、もっと注意して何が混じっているかしっかり確認するようにしよう。。


2017年3月13日月曜日

空屋根FILMS#64 野鳥4K ウソ 林道わきで採食と羽づくろい 3月上旬



冬鳥たちがどんどん見られなくなっていく中で、ウソたちはまだまだお山に帰らないでいてくれた。

次に会えるのはお山の上だろうか。去年は山の上で見かけるだけで撮影できなかったので、今年こそは山の上でもしっかりと出会いたい。

大洞の水場、3月上旬の日中ほぼまる一日

野鳥が集まる有名な水場、大洞の水場であっても、3月ではなかなか厳しいということがよく分かった。朝から夕方まで粘ったが、結局、水浴びをしに来たのは、ルリビタキ、ミソサザイ、エナガ2羽の合計4羽。あとは水飲みだけの鳥が、ヤマガラ、ウソ(4羽ほど)、シジュウカラ、シロハラ、といったところ。

まずは水浴びを見せてくれた鳥たちから。

空屋根FILMS#61 野鳥4K ルリビタキ 水浴びして羽づくろい後シジュウカラに追い立てられる 大洞の水場 3月上旬

青いルリビタキはもう山へ旅立ったようだよ、と聞いたので、ルリビタキは期待していなかったが、いちばんはじめに水浴びに来てくれたのは青くないルリビタキだった。
シジュウカラに怯えて逃げ回っているように見えたので、力関係を考えると、オスかメスかわからないが、とにかく幼い個体のような気がした。
上の段を使えばいいのに、下の段を使って水浴びしているところからも、気の弱さ、自信のなさを感じさせた。

空屋根FILMS#60 野鳥4K ミソサザイ 水浴び 大洞の水場 3月上旬


周囲でミソサザイがさかんにさえずっていた声はしていたけれど、水浴びに来るときは無口だったのと色が地味なもので、危うく気づかないところだった。水場は昼過ぎて夕方にならないと日が当たらないので、ミソサザイは陰に溶け込んで見えにくい。

空屋根FILMS#59 野鳥4K エナガ 水浴び 大洞の水場 3月上旬


最後にエナガが来てくれたことはとてもうれしい。
ささっと水浴びして、乾かすのもそこそこにすぐに飛び去った。
ミソサザイと逆で、エナガは白いので日が当たっていると白トビしてしまう。逆の順番で出てきてくれればよかったのに。

あとは水飲みだけの鳥たち。

空屋根FILMS#62 野鳥4K ヤマガラ 水飲みと鳴き声 3月上旬

ヤマガラは朝に水を飲みに来てくれた。水飲みシーンだけでは寂しいので、後半に前日別の場所で鳴いていたものをくっつけた。

空屋根FILMS#63 野鳥4K ウソ 水飲み 大洞の水場 3月上旬

次に水飲みだけに来てくれたのはウソの群れだった。オスは1羽のみでハーレムのようだ。

空屋根FILMS#65 野鳥4K シロハラ 何度も水飲みに来た 大洞の水場 3月上旬

一番長い時間登場してくれたのは、シロハラだった。ここが縄張りらしく、なんども巡回して、そのたびにちょこちょこと水を飲んでいった。

3月はカメラマンが少なくていいのではと思ったが、カメラマンが少ないということは鳥も少ないということがよく分かった。

4月になったら改めて出直すことにしよう。

空屋根FILMS#58 野鳥4K エナガ 塒入り前に夫婦で巣材集め 3月上旬



ミノムシに取り付いてムシ食ってるのかな~と見ていたら、ミノムシの糸のほうが目的だったようだ。つがい2羽でミノムシの糸をむしり取ってぼこぼこにして飛び去った。

ミノムシの糸を加えて、仮想大会のサンタクロースのようになっていた。

ぜひ立派な巣を作ってほしい。


2017年3月4日土曜日

空屋根FILMS#57 野鳥HD なんの成果もない一日 3月上旬



やはり鳥を撮りに行くときは、何か目的を立てないと、すべてが中途半端になる。

撮ろうという意思が弱いから途中でカメラを動かしてしまうし、いい場面まで待たずに動いてしまうし。

目的をもって出かけても、鳥を撮るときには、目的のものは撮れないときがほとんどだ。でも何かはっきりとした目的をもって撮っているときは、その目的は撮れないにしても、意図しない鳥に出会ったり、おっというシーンに出くわしたりする。

目的なしで出かけると、撮ろうという気持ちも中途半端になってしまうので、何をとっても中途半端だ。



ということで、必ず目的を定めてから出かけるようにしよう。

空屋根FILMS#56 野鳥4K オオタカの交尾 3月上旬



近所のフィールドのオオタカ。今年は無事に営巣するのかな、去年の巣が壊れているという話もあり、心配。先週も交尾していたというし、子作りのいよくはあるようだ。


2017年3月2日木曜日

空屋根FILMS#55 野鳥HD ハイイロチュウヒ 12月上旬 塒入り前の飛翔 渡良瀬遊水地



どうも満足できない撮影だったのでまた時期をみて撮りなおそうと思っていたが、渡良瀬遊水地、行くたびにコミミズクを優先させてしまってハイイロチュウヒは結局撮りなおししなかったし、もう今季は行くことはないだろう。ということで撮影してからずいぶんと間が開いてしまったが、せっかく撮ったハイイロチュウヒを編集した。

ずいぶん前といっても3か月ほど前に過ぎないが、どんな設定で撮ったか覚えていない。なので、スローがかかっているはずだけど何倍のスローなのか、わからない。やはり撮ったらせめてその週に編集するようにしないとだめだと反省した。



この場所はオスのハイイロチュウヒは3個体ほどが塒としているようだ。ただ塒入りの時間になると薄暗いし逆光だしで、ただのチュウヒか、メスのハイイロチュウヒか、オスのハイイロチュウヒか、後から見返すとちょっと自信がなくなってくる。でも撮影したとき灰色だと思って撮ったはずなので、全部オスのハイイロチュウヒだと思う。


空屋根FILMS#54 野鳥4K 衛兵のようなアオジ 2月上旬



ご近所の池の横の柵の上で、アオジが衛兵のように仁王立ちで門番をしていた。

気配を殺して少しずつ近づいて、野鳥に近づく訓練をした。

野鳥にこちらから近づくときは、10歩ずつ近づいて撮影、また10歩近づいて撮影、とするようにしている。一気に近づくとサッと逃げるが、このくらいずつ段階的に近づくと、けっこう近づかせてくれるような気がする。また逃げても一気に遠くに逃げずに、近くにとまってこちらをちらちらと様子見をするように見ているように思う。



アオジは藪の中にいるときにはちょこちょこと逃げ回って警戒心が強いようなのに、表に出てくると割と逃げない。逆じゃないかと思うけれども、きっとアオジなりに合理性があるのだろう。


空屋根FILMS#53 野鳥4K キジバト 2月上旬



梅にとまるジョウビタキを撮りたいな~とジョウビタキが来るのを待っていたら、キジバトが足元で寄ってきたので、普段撮らないなあと思い、撮影しておいた。

キジバトを普段まじまじと見たことがなかったが、よく見るとなかなかシックでしゃれたデザインである。wikipediaで調べると、切手の意匠になったらしく、切手の図案を見ると、確かに首の後ろの縞々、目立つなと。体の模様も、キジ、というごとく、なかなかなデザインである。



そうこうしてよい時間つぶしになったが、結局、ジョウビタキは現れたが、梅にはとまってくれなかった。


奥多摩周遊道路のウソたち 2月中旬

クマタカが撮りたいな~と思って奥多摩に行ったけど、クマタカはちらっとしか見ることができなかった。

この冬、ウソも撮りたいなと思っていたらちょうど待っているところにウソの群れがいていったり来たりしていたので、ウソをたくさん撮っておいた。




「奥多摩湖の桜が終わってもここはまだ咲いている」という桜の木にウソの群れがやってきて、蕾をバリバリ食べていた。桜が咲くのかそちらもまた心配だ。



ウソの群れの中に、おなかがだいぶ赤いなあという個体が数個体混じっていた。アカウソのような気がするが、翅の白斑がどうもはっきりしない。単なる個体差なのか、アカウソなのか。。

 
別の日に曇っていたが同じウソの群れがいたので、撮影した。また桜のつぼみをぼりぼり食べていたが、桜の木だと背景が曇り空になるので避け、遠くの木にとまっているところを撮ることにした。
ウソの色は、曇りの日の柔らかい光のほうが、ウソらしい柔らかい色が出る。

ウソは色も表情も柔らかくまた姿が丸っこいので、私の中では「丸頭こけし」のイメージである。「丸頭こけし」は遠い昔、誰だかにお土産でもらったが、その時は深く考えなかったが、要するに丸いところが私に似ているという意味でくれたのかもしれない。そういう意図だったのかと30年後にしてふと気づいた。

2017年3月1日水曜日

空屋根FILMS#49 野鳥4K ツグミ 2月中旬



朝日を浴びて、ツグミがハゼのみ?をついばんでいた。



ツグミは普段、見かけてもあまり撮影しない。というか「なんだツグミか・・」扱いで、残念扱いしてしまう。



カラス、ムクドリ、などは残念扱いというよりはイラん扱いだけども、ツグミはそこまではいかない。

レベル分けは人それぞれだろうが、自分的には歓迎されない段階は、

A.カラス、ムクドリ

B.ヒヨドリ、トビ

C.ツグミ、シジュウカラ、ノスリ

と一番弱い歓迎されないレベルだ。

A.B.C.以外だとどんな鳥でも喜んで撮るが、A.B.C.は、何か特別な思いがないと撮らない。

人間は身勝手な生き物だ。




晴れの日と曇りの日でどちらがルリビタキがきれいにうつるのか?比べてみる



こちらが晴れた日のルリビタキ。



こちらが曇った日のルリビタキ。

撮影日は違うが同じ駐車場を縄張りとしているので同じ個体のはず。



「うす曇りくらいのほうが鳥の色がきれいに出る」と言われたけれども、うす曇りというよりは曇りの日のほうはどんより気味だったので、ベストな曇りではないかも。



とりあえず、晴れた日のほうが影が強く出るのと白い部分が飛びやすいテカりやすいという気はする。しかし曇った日は色がくすんで見えるような気がする(が、なにぶんどんよりとした天気だったせいかもしれない)。晴れた日の木陰に入ったルリビタキの色が自分的には一番きれいに色が出ているような気がする(けど被写体が暗すぎるのでレフ板などで光を足したらよさそうだけど、それではナチュラルではないか)のと、天気がいい時のほうが背景がきれいに見えるので、結局トータルでは晴れた日のほうが自分としてはいいと思った。野鳥を撮ると空が入ることが多いが、曇り空が映ったりするとやはりどーんとなるので、晴れた日のほうがいい。


ということで、野鳥撮影には、晴れた日に光がうまく回るところに被写体が入ってくれるとベストだ。さすがにシェードを作ったりレフを当てたりとかはできないだろうから、ちょうどいい光になるところにちょうどいいタイミングで鳥が来るのを待つ、、しかないか。



まあ、気にしていたら撮れなくなるし、大した差でもないような気がするから、気にしないで撮ることにしよう。