2018年5月14日月曜日

5月中旬、信越の山で出会ったいきものたち

5月中旬になって、寒気が入ったようで、天気が不安定で気温も低い日が続いた。

今シーズン、雪に閉ざされるまで定期的に通おうと計画している信越の山に撮影に行ったが、朝は雪がちらつき、車についた水滴も凍ってしまった。

鳥たちも心なしか弾まないようで、なかなか活動的な姿を見せてくれない。






コマドリ さえずり 5月中旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#617



コマドリの鳴き声はあちこちから聞こえてくるが、なかなか姿を現してはくれない。まだ薄暗い早朝だけは警戒心が緩いのか、少しだけ開けたところにほんのしばらくの間、姿を見せてくれた。
低照度に弱いというか、高感度にできないカメラなので、絵がノイズだらけになってしまう。GH5Sなみの高感度が可能らしいBMPCC4K、早く発売してくれないかなあ。


コマドリ さえずり 5月上旬 野鳥4K 空屋根FILMS#618

上と同じときだが、比較的長くいてくれて余裕があったので、4Kでも撮影した。
4Kで撮影するとクロップが効かないので鳥は小さく映るが、全体の画質は良くなるので、あまり対象の小ささが気にならない、ような気がする。もう少し積極的に4Kで撮るようにしようと思った。



コルリ さえずり 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#619

声は聴いてもなかなか撮らせてくれないコルリ。ようやく高い枝でさえずるところを撮ることができた。背景が曇り空なので色がないが、まあ鳴き声は同じということで。


ヒガラ さえずり 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#620

ヒガラが低い枝に降りてきて、こちらにお尻を向けてさえずり始めた。足に絡まった枝が邪魔で、枝を乗り越えようか、下をくぐろうか、逡巡している様子が面白い。鳥たちもただ条件反射で反応するだけじゃなくて、いろいろ考えて行動しているようだ。


キビタキ 雨上がりの林道 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#621

まだ頭や背中が真黒く成熟しきっていない若いオスが、雨上がりの林道で、アスファルトの林道に降りては餌をついばんでいた。雨で空気がきれいで、そこにキビタキの黄色が映える。
しばらく一心についばんでいたが、急に様子がおかしくなったぞと思ったら、メスが現れた。その後どうなったかは知らない。


ニホンザル 乳飲み子と家族 ブナの新緑を食べる 5月上旬 野鳥FHD 空屋根FILMS#623


ニホンザル ブナ林で新緑を食べる 5月上旬 動物4K 空屋根FILMS#624

サルたちは、ブナの新緑をおいしそうに頬張っていた。周りをおいしそうな食べもので囲まれているのはさぞ幸せなことだろう。
乳を与えているメスざるは、少し群れから離れて移動していた。赤ん坊にちょっかいをだされないようにしているのかなと思えた。

群れが離れていく前に、若いオスがこちらのほうに寄って来て、しばらく一心に新緑をむさぼっていた。しばらく食べてこちらには目もくれずに群れのほうに戻っていったが、たぶんこちらの様子を偵察にきたのだろう。

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