2017年7月10日月曜日

ようやく見つけたコノハズク 7月上旬

個人的には今年最大にして最難関の目標、コノハズク。

これまで6回の週末をすべてコノハズクのためだけに(といっても途中で出会ったほかの鳥や動物も撮影したが・・)、片道6時間以上の距離を走って寝不足でふらふらになりながら信越の山々を探し歩いた。夜に鳴き声は聞けても、昼間、撮影できる時間にはまったく気配すらつかむことはできず、これは今年中の達成は無理かとあきらめかけていたが、辛抱強い探索の結果、ようやくその姿を拝むことができた。

初めて見るコノハズクは思っていたよりもずっと小さかったが、小さくても立派なフクロウの風格を漂わせていた。

お昼休み中のため、コノハズクは目の前の枝から全く動かず、こちらも動くに動けず、暗くなって撮影をあきらめて去るまで動かなかったので、代り映えのしない場面を大量に撮影することに。コノハズクは実際は目を閉じて眠っている時間がほとんどだったが、動きのあるところだけを集めて動画にした。それでも大量になった。

順番が逆であるが、夕方になってさえずる場面から。



空屋根FILMS#306 野鳥4K コノハズク さえずり 声のブッポウソウ 7月上旬

寝ていると思ってみていると、一瞬ぴくっとしたので、おっと思って撮影開始したら、やおらさえずり始めた。

さえずり終えた後のどや顔が、「私が声のブッポウソウだ、わかったか」と言っているような気がした。ありがたく拝聴させてもらった。



空屋根FILMS#320 スマホ野鳥 コノハズク どアップ 7月上旬

小さいけれどもすぐ目の前にとまっていたのでどアップでとれた。コノハズクの実際の大きさは、男性の握りこぶしより少し大きいかなというくらい。小さくても立派なフクロウづらをしている。



空屋根FILMS#321 野鳥4K コノハズク 百面相、羽繕い 7月上旬

フクロウの目つきは人間臭く、目が大きいうえにまぶたの動きや下まぶたの動きも多く、本当に表情豊かだ。




空屋根FILMS#322 野鳥4K コノハズク 体を細くして木の枝に擬態 7月上旬

すぐ近くにヒヨドリや小鳥が飛んでくると、そのたびにシュッと細くなって、木に擬態する。しかしこちらが見ている限り、これでほかの鳥が騙せているのか、効果のほどは疑問だ。

と、動画が長時間になってしまったが、さすがにフクロウの一種、幸せな一日を味あわせてもらった。

0 件のコメント:

コメントを投稿