2017年5月2日火曜日

富士山麓のコルリ 4月下旬

ゴールデンウィークの前半戦、コマドリとコルリを探して富士山麓をウロウロした。

コルリの鳴き声は何か所かで聞くことができたが、なかなか目にすることはできなかった。丸1日ウロウロに費やして、ようやく見れた(撮れた)のは2個体だけだった。




空屋根FILMS#144 野鳥4K コルリ 中間層の高さの枝でさえずり1 富士山麓 4月下旬

朝一番にさえずっていたコルリ。

林床のササ藪はシカの食害か何かほとんど枯れてしまって隠れるところはない。木々もまだ芽吹いてる段階で葉は広がっておらず、見通しは良い。なのにすぐ近くで鳴いているのに全然見つからない。コルリのさえずりが近づいてきたりまた遠ざかって行ったり、何度も繰り返してようやく、1時間くらい粘って枝の中間層にとまっているのを見つけることができた。

藪の中にいるイメージが強くて下ばかり気にしていたのだろうか。枝先だと目につきやすいけど、中間層でわりと太めの枝のところにいるのが見つけにくいのだろうか。背中は空の青に溶け込んでしまうブルーだし、おなかは白くて木の肌色を反射して同化して見えるし、とにかく見つけにくい。

でもまあなんとか姿を見せてくれて感謝。

 
空屋根FILMS#145 野鳥4K コルリ 中間層の高さの枝でさえずり2 富士山麓 4月下旬

駐車場のすぐ脇で鳴き声は聞いていたのだけど、車の音がうるさいからなあと敬遠していたが、他を探してもいないので、午後は戻って駐車場わきの個体を探すことにした。
こちらはさらに林に遮蔽物が多く、声はするけどな~と探すこと数時間、、ようやくまた中間層くらいの高さの枝でさえずっているのを見つけた。暗くて撮れなくなる前に2度ほど、遊歩道から見える位置の枝にとまってくれた。1度だけ藪から飛び出して遊歩道よ横切って行ったが青いすい星のごとく一瞬の出来事で反応する時間なし。結局、下から見上げるコルリのお腹は白いなあという印象が強く焼き付く撮影となった。

コルリの声を聴きながら、コルリの配色は晴れた空の色使いだなと考えながら出現を気長に待っていた。青い空に白い雲が浮かんでいる、その配色を鳥にデザインすると、コルリの姿になるのではないか。

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