近所の田んぼ脇で、カルガモの雛が孵ったようだ。
用水路の溝の中に12羽のひながいた。親鳥はひょいっと田んぼに上がってしまうが、雛たちはどうやっても上に上がることはできない。ぴょんぴょん飛び跳ねて上に上がろうとするが、どうにも登れそうにない。逆側から回れば登れると思うのだけど、そんな回り道をするような認知地図はもっていないようだ。
親鳥もすっかり途方に暮れていた。
しかし木の上からカラスが虎視眈々と雛たちを狙っていて、ときどき降りてきてアタックを仕掛けていた。親鳥が必死で警戒音を立てているが、雛たちはわかっているのかわかっていないのか、マイペースのままだった。オープンな田んぼの上は危険を躱すすべがなさそうなので、しばらくはこのまま側溝に隠れていたほうが無難かもしれない。
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