2017年5月13日土曜日

試し撮り GH5 + Panasonic Leica DG VARIO-ELMAR 100-400mm 5月上旬

GH5をURSA mini 4.6Kのサブ機として使えるか、URSA miniの弱点を補えるものかどうか、いろいろテストしてみたい。


まずは、URSA miniの不得意な薄暗い環境でどうか試してみた。


試し撮り GH5+PanaLeica100 400 高感度ISO3200 12800 キビタキ5月上旬


自分の結論としては、使えるのはISO3200まで。URSA miniは基本ISO800で、ISO1600は使いたくないレベルなので、ISOで2段分は暗いところまで補える。あとURSA miniだと光量が足りない時に格子状のノイズが気になるので、薄暗いと使いにくいが、そのようなパターン化されたノイズはないので、薄暗い時にはGH5に切り替えるというのはいいかなと思う。最悪、ISO6400までは証拠写真として使えそうだし。

高感度の試験とは関係ないが、Panasonicの純正のLUT:VLog_to_V709はあまり好みではない。彩度が高く出すぎるような気がするし、彩度を落としても鮮やかでなくなるだけで色の濃さが残ってしまうような気がする。URSA miniとGH5で共通に使えるようなLUTを探さないとだめだ。

次にテレ端の描写が甘いという評価について気にしていくつか撮ってみたもの。


試し撮り GH5+PanaLeica100 400 テレ端近距離 ヒヨドリ5月上旬

テレ端でも近距離だとかなりシャープに写るような気がする。GH5のローパスレスの効果でさらにシャープなのだと思うけど、モアレが出てしまう。鳥の羽を写す時には要注意だ。

次に逆光とテレ端の遠距離の場合。


試し撮り GH5+PanaLeica100 400 夕景 湖畔5月上旬

あまりはっきり逆光にしなかったので、これでは「逆光に弱い」かどうかわからない実験になってしまった。今度、もっと日が高いときに、ド逆光から少しずつずらして実験しなおしだ。

人物が大きめになるところはテレ端で確かF11くらいまで絞っている。F11まで絞っても、近距離の時と比べてだいぶシャープさが落ちているように思える。だけど自分的には気になるほどではない。解放だとまた違うのかもしれないので、こちらも実験しなおしだ。

LUTに何を使うか(使わないか)だが、自分としては、URSA miniでいつも使っているURSA mini用の709LUTが一番しっくりくるようだ。いつもそれで使っているからだろうか。これだとURSA miniで撮った時ともそれなりにマッチングできそうな気がする。GH5用に作られたLUTではないので、厳密にいうといろいろ破たんが出てくるのだろうけれど、とりあえず、気にせずこれを使うことにする。


アマチュアでは、試し撮りも本番もない(というか本番という概念がない)のだけれど、まあ厳密に実験してみてもその結果によって機材を買い替えたりするわけでもなし、まあ、ある程度特徴をつかんだらその特徴を承知したうえで使い倒すしかないわけで、評価を気にして試しとかしている前に、気にせずバンバン撮影に持ち出そうと思う。

携帯性、持ち出しやすさという意味では、GH5+PanaLeica100-400なら、ほぼ毎回持ち出すことができそうだ。
自分の撮り方としては、まず初めに適当にうろついて撮りたいなというものが見つかったらしつこく通うというスタイルなので、何があるかいるかわからない最初の時は機動性重視でGH5だけ、これを撮ろうと決まったらURSA miniを持ち出すという方針にしようと思う。

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